ブログのドメインの決め方は、どのようにしたらいいの?
ブログの運営をスタートしようと思っていたら独自ドメインがおすすめという声をよく聞くけれど、独自ドメインってなに?
ドメインはブログのSEОに影響を与えるの?
あなたは今、このようにお考えですよね。
ブログで収益化をめざす方にとってドメインの決め方はとても大切ですので、詳しく解説していきましょう。
ブログのドメインの決め方を分かりやすく解説
ブログのドメインの決め方を流れに沿って解説していきます。
- 目次1.ブログのドメインの決め方の基礎知識
- 目次2.ブログのドメインの決め方
- 目次3.ドメイン取得サービスの決め方とおすすめは?
- 目次4.ドメインや決め方に関するよくある質問
ブログのドメインの決め方の基礎知識
ブログのドメインの決め方をスタートする前に、まずはドメインの基礎知識について理解しておく必要があります。
独自ドメインとは?
ドメインとは、ブログのURLの先頭部分をさしています。
たとえば当ブログのURLは「www.zero-pri.com/」ですが、「zero-pri.com」の部分がドメインになります。
ドメインサービスと契約すると、自分でドメインの文字列を決めて取得できますが、自分で決めたドメインを独自ドメインと言います。
独自ドメインはブログの住所にあたりますが、ブログを置く土地も必要になるためレンタルサーバーを契約することで、ブログをインターネット上に公開できます。
一方、無料ブログは共有ドメインと呼ばれる「*****.hatenablog.com/」「ameblo.jp/*****/」などの形式になります。
共有ドメインにも違いはあるものの、*****の部分は自由に決められますが、.comや.jpの直前は全ユーザー共通になり、ブログサービス内のコンテンツやページのひとつとして扱われるスタイルになります。
独自ドメインは一戸建ての持ち家になるのだとすれば、共有ドメインはアパートの一室と考えればわかりやすいでしょう。
独自ドメインと共有ドメインはどちらがおすすめ?
では独自ドメインと共有ドメインのどちらがよいのかというと、圧倒的に独自ドメインがおすすめです。
もっとも大きな理由として、無料ブログではサービスの終了に伴い、書いた記事が消えてしまうリスクが大きすぎてしまうからです。
もし終了前に他社のブログに文章のデータを移行できたとしても、ドメインは変更されてしまうため、これまでの積み上げてきたGoogleの評価はリセットされてしまいます。
一方、独自ドメインは、レンタルサーバーの引っ越しをしても、URLをそのまま引き継ぐことができるため、文章のデータもGoogleの評価もまるっと移行できます。
もうひとつ独自ドメインをおすすめしたいのは、ブランディングにつながり、読者にブログを覚えてもらいやすいというメリットもあります。
ドメインの種類のうちおすすめは6つ
ドメインのうち、「.com」などの部分はトップレベルドメイン(TDL)と呼ばれています。
トップレベルドメインの決め方は、複数の中から選ぶことになることを、基礎知識として覚えておきましょう。
700種類も揃っているトップレベルドメインですが、おすすめしたいのは、以下の通りよく見かけるわずか6つになります。 どれでも自由に選ぶことができます。
- .com:Companyの略で元商業用のドメインで誰でも利用可。一般的になじみがあることからもっともおすすめ
- .net:Networkの略で元ネットワーク用のドメインで誰でも利用可。.comとともになじみが深くおすすめ
- .biz:Businessの略で元商用のドメイン。誰でも利用できる
- .info:Informationの略で元情報提供用のドメインで誰でも利用可能
- .org:Organisationの略で本来は非営利団体用のドメインだが目的に関係なく誰でも利用できる
- .jp:Japanを表すドメインで日本に住所がある法人・個人であることが取得条件。なじみがあることからおすすめ
個性を活かしたいからといってあまりめずらしいドメインを選んでしまうと、ネットに詳しくないユーザーは怪しいサイトではないかと不安になります。
このようなことからトップレベルドメインは、少しでもなじみがあるものがおすすめと言えるでしょう。
「.co.jp」ドメインはSEOで有利かも!?
6つに加えて「.co.jp」のドメインもなじみがありますが、SEOに有利と言われています。
.co.jpドメインは、日本で登記済みの株式会社・有限会社・合同会社・合資会社などが取得できるドメインであり、1法人1ドメインという取得制限があります。
取得や更新にかかる費用はドメインサービスにより異なりますが、予算の目安は1年あたり3,500~5,000円以上にのぼるケースもあります。
なお個人事業主は取得が認められていません。
.co.jpドメインはSEОで有利と言われていますが、その理由はGoogleの評価が高くなる可能性があるからです。
近年Googleでは、信頼性の高いサイトやブログを高く評価するため、個人ブログよりも企業の公式サイトのほうを高く評価して検索上位に表示する傾向があります。
公式的に発表されているわけではありませんが、このため法人だけしか取得が許されていない.co.jpドメインが検索上位に表示されるのではないかと考えられています。
ブログのドメインの決め方3つ
ブログのドメインの決め方に厳格なルールはありませんが、基本的には以下の3つの決め方をする方法がおすすめです。
- 1.ブログのタイトルと同じにする
- 2.ブログの運営者と同じにする
- 3.ブログのジャンルに関連するキーワードを含める
もっともおすすめの決め方はブログのタイトルと同じにする方法で、読者が覚えやすくなることがメリットです。
すでに名前が有名なブロガーは、ハンドルネームや本名などをドメインにする方法も覚えやすいため、おすすめです。
ただしブログやハンドルネーム等を変更してしまうと、違和感がうまれてしまうことはデメリットでしょう。
ブログのジャンルに関連するキーワードを含める方法も、読者にブログの情報を伝えることができることがメリットです。
ただし人気のキーワードはすでに利用されていて取得できない可能性があることがデメリットでしょう。
ブログのドメインの決め方は、個々の状況に応じて異なるため、メリットとデメリットを踏まえて自分がベストだと思える方法で取得すればよいでしょう。
3つに共通しているドメインの決め方として意識していただきたいことは、なるべく短い文字列にすることです。
ブログ ドメインの取得サービスの決め方とおすすめは?
ブログのドメインを取得できるサービスはさまざまですので、何を基準に選べばよいのかわからないという方もいるでしょう。
ドメインを取得するために利用するサービスの決め方は、以下の通りです。
- ドメインの月額が安いサービスがおすすめ
- オプションの料金が発生しないサービスを選ぶ
- レンタルサーバーの契約で独自ドメインの取得が永年無料になるサービスはとてもおすすめ
- TLDの種類がメジャーで豊富なサービスもおすすめ
- 不安がある方はサポートが充実したサービスがあれば安心
取得サービスごとの違いをあげるのならば、大きくわけてドメインの料金と種類になるため、
この2つを比較してよい条件のサービスの決め方をする方法がおすすめです。
- お名前.com:国内シェアトップクラスを占めるドメインサービスでサポート万全。一見月額は安いがWHOIS代行などによるオプション料金で割高になるおそれがある
- バリュードメイン:国内最安レベルの料金とTDLの種類も多く、オプション料金もかからないとシンプル、サポートを求める方にもおすすめ
- カラフルボックス:レンタルサーバーの契約でサーバー料金が30%OFF、そして .com 、.net、.infoを含む8種類のドメインが永久無料で利用できるためお得でおすすめ
- ムームードメイン:ロリポップやヘムテルなどの提携レンタルサーバーと契約すると独自ドメインが永久無料になるためおすすめ
結論、コスト重視の方はカラフルドメインやムームードメイン、次いでバリュードメインで、
サポートの充実を求める方はバリュードメインとお名前.comがおすすめでしょう。
ブログのドメインの決め方や取得に関するよくある質問
ブログのドメインは後から変更できる?
取得したドメインは変更できません。
ブログのドメインを変える場合は、再取得が必要になりますので、ドメインの決め方は慎重に行う必要があります。
独自ドメインにキーワードを入れるとSEOに有利になる?
SEОには特に影響はないとされています。
ただし同じ内容のブログ同士であれば、独自ドメインにキーワードを入れたほうが有利になる可能性はあります。
日本語ドメインを取得するメリットは?
正直言ってメリットはありません。
過去SEOに効果的と言われていた時期もありましたが、現在では文字化けする、海外では使いにくいなどのデメリットの方が大きいでしょう。
.shop .tokyoなど新しいドメインを取得するメリットは?
新しいドメインを取得するメリットは、どのようなブログなのかをイメージしやすいことです。
ただしネットに疎いユーザーにとっては怪しいドメインと判断されてしまうデメリットもあります。
またSEОへの影響も特にありません。
ブログのドメインの決め方を分かりやすく解説まとめ
ブログのドメインの決め方について、ドメインの基礎知識から取得サービスの決め方まで解説してきました。
決め方はなじみのあるトップレベルドメインを選択すること、そしてなるべく短いドメインにすることを意識しましょう。
独自ドメインを再取得することはできないため、ドメインの決め方における注意点は慎重に決めることになりますので覚えておいてください。