ブログとホームページの違いや、それぞれのメリットとデメリットってなに?
自分でサイトを運営したいけれど、ブログとホームページのどちらを選んだらよいのか迷っている。
あなたは今、このようにお考えですよね。
企業や個人がサイトを運営するときに、まず気になってしまうのがブログやホームページの違いではないでしょうか。
ブログとホームページの違いを分かりやすく解説
ブログとホームページの違い4つ
ブログとホームページの違いは、以下の通りです。
- 運営する目的の違い
- 発信する内容の違い
- 更新頻度の違い
- サイト作りに関する違い
こちらでは、ブログとホームページの違いがわかりやすいように企業の場合を例にあげてみていきましょう。
運営する目的の違い
ホームページは別名webサイトと呼ばれています。
企業やショップの場合、会社の基本的な情報を知ってもらうことが運営の目的であり、コーポレートサイトの運営をホームページで行う企業も少なくありません。
ブログは、Weblog(ウェブログ)の略称をさしています。
Webサイトにログ(記録)して、情報をコンテンツとして積み重ねていきますが、ブログを運営する目的は、自社サービスへの集客やマネタイズです。
俗にオウンドメディアと呼ばれるものは、マネタイズを目的としてブログを運営します。
発信する内容の違い
ホームページの発信する内容は、正式な会社名、住所、役員や株主の紹介、財政状況、企業理念、商品やサービスの基本情報などです。
一方ブログは、企業の商品やサービスを活用・利用するために役立つ情報を発信することに適しています。
発信する内容の違いから、ホームページはどのような企業なのか基本的な情報を知りたい人になるため、たとえば取引先の企業などがターゲットになります。
一方ブログは、サービスの利用を検討している顧客など、商品やサービスに興味を持っている人がメインターゲットになるでしょう。
ターゲットが興味を持っているのは、企業自体か、それとも企業が提供するサービスなのかということが、ブログとホームページの大きな違いと言えるでしょう。
更新頻度の違い
更新頻度の違いとして、ホームページは企業の基本情報に変更があったときやサイトのリニューアル時であり、めったに更新しません。
一方ブログは、高い頻度で定期的に更新を行います。
更新頻度の違いから、ホームページよりもブログへの集客の方が見込めます。
サイト作りに関する違い
制作者側のサイト作りに関する違いは、ホームページは、HTML・CSS・JavaScriptなどによって、
サイトの基本構成からテキストまでを自分で自在に構築できることでしょう。
ただしレイアウトやフレームから制作をはじめるため、web制作の知識がある人、またはホームページビルダーのようなソフトがなければ、初心者が1からホームページを作ることは難しいです。
ブログは、レイアウトやフレーム、デザイン部分などの基本構造までが組まれた状態で提供されており、コンテンツの情報を記載する部分にだけ、ログ形式を採用しています。
ホームページとの違いとして、ブログはログ形式を採用しているため、極論テキスト入力だけでサイトの制作を完了できます。
ブログで更新を行うのは基本的にログ部分ですので、サイトのレイアウトやフレームなどの基本構成が組まれているWordPressなどでは、専門知識がなくても運営できます。
ログ形式を採用するブログは更新しやすいため、更新頻度が高くても苦になりません。
ただし最近ではホームページでも、ブログのように文字を入力するだけで作成できるサービスも登場しています。
ブログとホームページの違いからメリット・デメリットを確認
ブログとホームページの違いから、どのようなメリットとデメリットがあるのかについて確認していきましょう。
ブログのメリットとデメリット
ブログのメリットは、集客が見込めることで、これがホームページとの大きな違いになります。
常に情報の質が高く新鮮で、コンテンツが増え続けていくブログは、Googleなどの検索エンジンで検索上位を狙うことができます。
コメント機能も実装されているため、ブログの読者やサービスに興味を持つ見込み顧客との交流ができるため、親しみや信頼を得られることもメリットでしょう。
一方、デメリットは、ブログの運営に手間と時間がかかることです。
運営をはじめてもすぐに集客が見込めるわけではなく、コンテンツを充実させていかなければいけないため、時間がかかります。
またブログは更新しなければ価値が失われやすいしくみがあるため、継続的に更新していなければいけない手間は大きなデメリットと言えるでしょう。
ホームページのメリットとデメリット
ホームページのメリットは、企業の商品やブランド、住所などのトータル的な基本情報を伝えることができることです。
住所や電話番号、ライセンスなども表示されているため、企業はもちろん、企業が取り扱う商品サービスの信頼性も高まることも大きなメリットでしょう。
またホームページは頻繁に更新をしないため、単体で集客できないことはデメリットですし、ブログとの違いと言えます。
このためブログやSNSなどを活用して、ホームページへの集客をめざす必要があるでしょう。
ブログとホームページの違いからどっちがおすすめ?
ブログとホームページの違いから、どっちがおすすめなのかは、企業や個人で異なります。
まず企業やショップを運営する方は、ホームページとブログの両方をおすすめします。
ビジネスには信頼性が必要ですので、ホームページに基本情報を掲載して、商品やサービスのより詳しい情報や活用方法についてはブログで魅力を伝えていきます。
もちろんホームページ単体では集客できないため、ブログを併用する必要があることから、両方の運営がおすすめと言えるでしょう。
一方、個人におすすめしたいのは、集客が見込めるブログです。
個人がアフィリエイトによるブログの収益化を目的としている場合は、ブログだけでじゅうぶんでしょう。
ただし個人事業主として商品やサービスの販売をめざすのであれば、ブランディングするという意味でもホームページとの併用もおすすめです。
ブログとホームページの違いを分かりやすく解説まとめ
ブログとホームページの違いと、ふたつのメリット・デメリット、どちらがおすすめなのかについて解説しました。
まずブログは情報発信できるだけでなく、集客に必要不可欠なことが、ホームページとの大きな違いになります。
ブログは、ホームページを含むサイトを運営したい全ての方におすすめと言えるでしょう。
ホームページは信頼性が必要なビジネス目的での利用に適していますが、ブログだけでもカバーできる面があると考えられるため、必須ではないと言えます。
ブログとホームページの違いを理解して上手に運営をはじめてみてはいかがでしょうか。