ブログのジャンルを複数に分けると集客や収益に問題があるの?
「好きなジャンルはひとつだけではないため、ひとつに絞れない」「ブログを運営している間に他のジャンルに興味がわいた」 複数のジャンルでブログを書きたいけれど、ジャンルごとにブログを分けるべき?
あなたは今、このように考えていますよね。
ブログは特化ジャンルに絞るべきと言われていますが、ブログのジャンルを複数に分ける行為は問題ないのでしょうか。
ブログのジャンルは複数に分ける?を分かりやすく解説
結論を言うと、ブログのジャンルを複数に分けると、集客や収益に影響をおよぼす可能性は高いです。
ご存じかと思いますが、ブログは検索した読者にとって利便性が高いサイトほど高く評価されるため、検索上位に表示されやすくなり集客につながります。
ところが興味がないジャンルが見つかるサイトは、読者の利便性低下するためブログの評価も下がります。
このため、ひとつのブログのジャンルを複数に分けるのではなく、ブログをジャンルごとに複数に分けるほうが、集客や収益に影響をおよぼさないためおすすめと言えるでしょう。
ではブログをジャンルごとに分ける形で始めようと言いたいところですが、そうはいかないのも現実です。
誰もが想像できる通り、複数のブログを運営することにはデメリットがあります。
こちらでは複数のジャンルでブログを運営したい場合、どのような方にどちらがベストなのかについて詳しく解説していきましょう。
ブログのジャンルを複数に分ける方法は2つ
ブログで複数のジャンルを運営しようと考えたとき、分ける方法は2つから選べます。
- ブログのジャンルを複数に分ける
- 複数のジャンルでブログを分ける
ブログのジャンルを複数に分けるメリットとデメリット
ひとつのブログを複数のジャンルに分けるメリットは、コストと運営の手間・労力ともにひとつぶんで済むことです。
また幅広いテーマでブログを書けるので、ネタ切れになりにくいです。
デメリットは、Googleのアップデートで圏外になってしまったとき、何も残らなくなってしまうことでしょう。
特化ブログと比べて収益性が低くなる可能性が高いことも、複数ジャンルをブログにまとめるデメリットです。
複数のジャンルでブログを分けるメリットとデメリット
ジャンルごとにブログを複数に分けるメリットは、ブログの専門性を高めることができるため、収益が見込みやすいことです。
Googleのアップデートで圏外になってしまっても、複数のブログがあれば、その他を資産として残すことができます。
デメリットは、複数のブログを運営するコストと手間がかかることでしょう。
ブログのジャンルを複数に分ける方法でおすすめはどっち?
では各メリットとデメリットを踏まえて、ブログのジャンルを複数に分ける方法としてどっちがおすすめでしょうか。
どちらを選んだらよいのかわからない方に向けて、2つのケースに分けてみていきます。
ブログのジャンルを複数に分ける方法がおすすめのケース
- 複数ジャンルのテーマやコンセプトが同じ場合
- 既存のジャンルにネタ切れを感じたとき
- ブログの初心者におすすめ
ブログのジャンルを複数に分ける方法として必ず押さえていただきたいことは、ジャンルのテーマやコンセプトが同じであることです。
たとえばブログで稼ぐ方法をテーマとしたサイトを運営し、すでにレンタルサーバーのジャンルでブログを書いているケースについてみていきましょう。
WordPressテーマだったり、アフィリエイトだったり、どれも「ブログで稼ぐ」方法のコンセプトと同じジャンルですので、ブログを分けることなく複数ジャンルの記事を書くことができます。
ジャンルごとにコンテンツを分けて、同じジャンルの記事同士でリンクを貼ればブログの回遊率はアップして、サイトの専門性を高めることができます。
ブログの評価が下がってしまうことを防ぐために、複数ジャンルと言っても、1つのブログあたり3つのジャンルに絞る必要があります。
もうひとつのケースとして、既存のジャンルにネタ切れを感じたり飽きてしまったりした場合も、継続するためにブログのジャンルを複数に分ける方法がおすすめです。
ただし前述の通り、ブログのテーマやコンセプトが同じことが条件になりますが、複数ジャンルのブログは書きやすくなるため、継続につながります。
複数ジャンルで記事を書き始めるタイミングの目安は10,000PVと言われていますので参考にするとよいかもしれません。
複数のジャンルでブログを分ける方法がおすすめのケース
- すでにブログで収益化を成功している
- 完全に複数ジャンルのテーマやコンセプトが違う場合
複数のジャンルでブログを分ける方法をおすすめしたいのは、既存のブログで収益化を成功しているケースです。
ひとつのブログをまともに収益化できないのに、ジャンルを変えて複数のブログを運営しても同じことを繰り返すだけです。
「このジャンルは稼げないからこっちにしよう」と収益化を実現できない理由を、ジャンルのせいにしてしまっては、たとえジャンルを変えても一生稼ぐことはできないでしょう。
時間・手間・費用のどれにおいても、複数ジャンルのブログを運営するメリットはひとつもありません。
たしかにYMYLにあたる医療・法律・金融などのジャンルは、検索上位を専門家のサイトが占めており、個人ブログは圏外に飛ばされてしまうため、収益化は難しいと言えます。
それ以外のジャンルでは収益化は不可能ではありません。
収益性の高いジャンルは、企業や熟練アフィリエイターなどの強豪が検索上位を占めているため、個人の初心者ブログは大きな努力が必要です。
ただしあくまでも個人の初心者ブログが参入しづらいだけで、収益化できないわけではありません。
複数ジャンルを運営するのであれば、まずは1つ目のブログで集客と収益化を実現してからはじめましょう。
ブログのジャンルは複数に分ける?を分かりやすく解説まとめ
ブログのジャンルは複数に分けるのか、それとも複数のジャンルでブログを分けるのかについて解説しました。
2つにはそれぞれメリットとデメリットがあり、おすすめのケースも異なりますので、まずはどちらを選ぶべきなのかを各自判断してください。
では初心者にはどちらがおすすめなのかというと、ブログのジャンルを複数に分ける方法でしょう。
そもそも初心者は複数のブログを運営するゆとりがないため、ひとつに集中すべきです。
またネタ切れや飽きてしまうというリスクを防げることも、初心者が複数のジャンルでひとつのブログを書く大きなメリットです。
ブログの収益化を成功させたら、あらたに複数のジャンルでブログにチャレンジしてもよいでしょう。
まずはひとつのブログを続けて収益化を成功させることが、目指すべき目標と言えます。