ブログのPV数とUUってなに?SSって何なの?
PV数とUU・SSのデータから何が把握できる?
PV数とUU・SSをもとにブログで行うべき施策って何? あなたは今、このようにお考えですよね。
ブログのアクセス解析に記載されているPV数とUU・SSですが、いったい何を示しているのか、疑問を感じているのではないでしょうか。
ここではブログのPV数とUU・SSとはどのようなものなのか、そして3つのデータをもとに行うべき施策まで解説してきましょう。
ブログのPV数とUUを分かりやすく解説
ブログのPV数とUU・SSとは?
ブログのPV数とUU、SSとは、以下を示しています。
- PV数(プレビュー):ブログの記事をユーザーが読んだ回数
- UU数(ユニークユーザー):ブログに訪問したユーザーの人数
- SS数(セッション):ブログに訪問したユーザーの人数で、重複した回数もカウントされる
PV数(プレビュー)とは?
PVは「Page View」のことをさしており、ブログの記事をユーザーが読んだ回数になります。
1人のユーザーがブログで50ページ読むと50PV数になり、2人のユーザーが各50ページ読むと100PV数になります。
UU数(ユニークユーザー)とは?
UUは「Unique User」のことをさしており、ブログに訪問したユーザーの人数を示しています。
たとえば100人のユーザーがブログで各50ページを読んだとすれば、100UU数になります。
ブログへの再訪問はUU数にカウントされませんし、仮に2回目の訪問が1回目と異なるページだったとしても、同じブログへの再訪問はすべてカウントされません。
PV数はブログのページが読まれた回数を示していますが、UU数はブログに訪問した人数を示していることが違いになるでしょう。
もしUU数よりPV数が多いブログは、ひとりのユーザーが多くのページを読んでいると、判断できます。
SS数(セッション)とは?
SS「Session」のことをさしており、ブログに訪問したユーザーの人数を示しており、重複した訪問回数もカウントされます。
たとえば100人のユーザーがブログで各50ページを読み、あたらめてブログに再訪問して同じようにブログを読んだ場合、200SS数になります。
UU数は単純にブログに訪問した人数を示していますが、SS数は「訪問人数×訪問回数」を示していることが違いになるでしょう。
ただし30分以内の再訪問は、SS数にカウントされません。
ひとりのユーザーによる30分以内の訪問については、何度アクセスしてもSSは1カウントのみにとどまります。
ブログのPV・UU・SS数から把握できること
ブログのPV・UU・SS数の、それぞれ異なるデータから把握できることについてみていきましょう。
PV数(プレビュー)はユーザーの興味・関心を把握できる
PV数(プレビュー)は、各ページが表示された回数からページの回遊率がわかるため、
ブログ全体のデータからユーザーがもっとも興味・関心を寄せているページを把握できます。
UU数(ユニークユーザー)はブログの新規ユーザー数を把握できる
UU数(ユニークユーザー)は、ブログの新規ユーザー数が表示されるため、どれだけの人にサイトの存在を認知されているのかを把握できます。
またUU数(ユニークユーザー)とCV数のデータから、集客したユーザーの何割が商品の申込などを行ったのかというCVR(コンバーション率)も把握できます。
SS数(セッション)はリピーターの人数を把握できる
SS数(セッション)は、30分以内のブログへのアクセスについてはカウントされないしくみです。
すなわちSS数が増えていると言うことは、複数のユーザーがブログに再訪問していることが読み取れるため、ブログのリピーターの人数を把握できます。
SS数のデータから、有益なコンテンツであることが把握できます。
ブログのPV・UU・SS数のデータから行うべき施策
では最後に、ブログのPV・UU・SS数のデータから行うべき施策ついてみていきましょう。
PV数(プレビュー)をもとに行うべき施策
PV数(プレビュー)が多い場合は、UUやSS、CVR(コンバーション率)を増やすための施策を行います。
一方、PV数(プレビュー)が少ない場合は、ブログ全体のコンテンツの充実やSEO、集客数を増やすための施策を行います。
PV数を増やすための施策として、内部リンクを設置してブログの回遊率を高めます。 検索順位をアップするためにSEOの見直しをしましょう。
検索以外の集客方法として、SNSでの拡散をはじめ、メールマガジンの配信や、外部サイトとの相互リンクを活用します。
また無料ブログのコミュニティを活用して、集客目的の無料ブログの運用も併用すると効果的です。
無料ブログからの流入が見込めるだけでなく、被リンクの獲得からSEOにもつながるため、PV数のアップをめざすことができるでしょう。
UU数(ユニークユーザー)をもとに行うべき施策
UU数(ユニークユーザー)が少ない場合は、PV数と同じくブログのコンテンツの充実とともに集客に力を入れて施策を行います。
一方、UU数(ユニークユーザー)が多い場合は、CVR(コンバーション率)がアップするように、LPO(ランディングページ最適化)を行い、ユーザーが商品を購入を購入したくなるページ作りを行いましょう。
同時にランディングページへの回遊率が高まるように、内部リンクを貼り、ユーザーを流すことも重要な施策になります。
SS数(セッション)をもとに行うべき施策
SS数(セッション)が多い場合も、コンテンツの充実や集客を意識しながら新規ユーザーの獲得とともに、CVR(コンバーション率)の維持につとめましょう。
一方、SS数(セッション)が少ない場合の施策は、ブログのコンテンツの充実、集客に努めます。
もしコンバーションを狙わないオウンドメディアでは、PV数のアップ、すなわち回遊率のアップに特化して施策を行っていきましょう。
ブログのPV数とUUを分かりやすく解説まとめ
ブログのPV数とUU、そしてSSについても解説しました。
PV数はブログ全体のページが表示された回数の合計数、UUはブログに訪問した人数、SSはブログに訪問した人数にリピーターのアクセス回数を上乗せしたものになります。
ブログは公開したら終わりなのではなく、アクセス解析を用いて、サイトの改善を行う必要があります。
PV数とUU・SSの3つのデータが何を示しているのかを理解すれば、ブログでどのような施策を行うべきなのかがみえてきます。
ぜひアクセス解析からPV数とUU・SSを確認して、ブログに集客したりコンバーションしたりできるように改善を行っていきましょう。