ブログのタグ付けにはどのような効果があるの?
SEОの効果は期待できる?
タグ付けの効果的な使い方や注意点を知りたい。
ところでブログのタグ付けってなに?絶対に必要なの?
あなたは今、このようにお考えですよね。
WordPressを書くときにタグ付けの機能を見つけた方や、他人のタグ付けしたブログを見かけて、どのような機能なのか気になる方もいるはずです。
ブログのタグ付けの効果を分かりやすく解説
ブログのタグ付けの効果は、サイト内の情報が整理できることです。
タグ付けとはブログのmetaタグのことをさしていて、記事に関連するキーワードをいくつか設定して活用します。
キーワードと言えば、検索目的で設定するキーワードをイメージする方は多いでしょうが、タグ付けのキーワードは別物になります。
通常ブログはテーマごとにカテゴリを設定しますが、タグ付けはカテゴリをまたいで記事同士を関連づけるものになります。
たとえばテーマごとのカテゴリが縦に分類するものだと考えれば、タグ付けは横に区切るものだとイメージしましょう。
またカテゴリには階層があり、設定した各キーワードの重要度は異なりますが、タグ付けにはそもそも階層がありませんし、重要度はどのキーワードも同じです。
横並びの関連情報を見つけ出せることは、ブログのタグ付けとSNSのハッシュタグの共通点になります。
一方、自分のアカウントを超えてサービス内での拡散・集客効果が期待できるSNSに対して、ブログのタグ付けは自分のサイト内部の情報整理のみにとどまることは違いになるでしょう。
ただしブログのタグ付けはどのようなサイトでも発揮されるわけではありません。
ブログのタグ付けの効果が期待できるサイトは?
ブログのタグ付けの効果が期待できるサイトは、全体の記事数が多い場合になりますので、記事数が少なければ基本的にタグ付けは不要です。
タグ付けの効果として、わかりやすくするために料理レシピのブログだった場合についてみていきましょう。
カテゴリわけは、主食(ごはん/麺/パン)、汁物(みそ汁/スープ)、おかず(肉/魚/たまごなど食材)だったとします。
一方、タグ付けは、時短、節約、ヘルシーなどを選びます。
莫大な情報を扱うレシピのブログ内で、読者が時短レシピを見つけることは大変ですが、タグ付けがあれば簡単に探し出せるというわけです。
またタグ付けの効果が期待できるサイトは、カテゴリ内に関連情報が少ないブログでしょう。
関連情報が少なく内部リンクを貼れないときにも、タグ付けを活用すれば可能で、ブログ内の回遊率を高めることができます。
ブログのタグ付けの効果
ブログのタグ付けの効果は、以下の通りです。
- 関連記事をブログ内で探しやすくなり、読者の利便性が高まる
- ブログ内での回遊率が高まりPV数が伸びる
- 回遊率や滞在時間の向上から間接的なSEОが期待できる
- タグ付けされた記事の一覧が生成されて、直接的なSEОの効果ができる
ブログにタグを設置すると、タグに関連する記事の一覧ページが生成されます。
関連記事の一覧は、読者の利便性を高める可能性がありますし、Googleのクローラーの巡回もうながすため、SEO効果が期待できるというメリットもあります。
なおそれ以外については、検索順位があがるような直接的なSEОの効果は期待できません。
回遊率が高まるということは、ブログ内で読者が探している情報があるということです。
滞在時間が長くなることは、ブログ内で読者が価値ある記事を探し出して読んでいるということになります。
このようなタグ付けの効果によってGoogleに高く評価されやすくなるため、間接的なSEOが期待できます。
ただ、タグ付けはカテゴリよりもSEО効果は低いと言えるでしょう。
ブログのタグ付けの効果的なやり方3つ
ブログのタグ付けの効果的なやり方は、以下の3つです。
- 記事の内容に大きく関連する設定ワードを選ぶ
- ブログ内で多くの記事につけられる関連ワードを選ぶ
- タグの数は1記事あたり3~5コまでに抑える
たとえば記事の内容や話題を象徴するキーワード、その内容では外せない重要ワードなどです。
イメージできない方は、まず記事の内容に関連する単語を書きだしてみて、優先順位の高い順に並べてみるやり方で、タグの設定ワードを選んではいかがでしょうか。
またブログ内の多くの記事につけられるワードを選ぶ必要もあるため、消去法によるやり方をすれば、設定ワードの選択肢は絞られてくるはずです。
タグの数はそう多くありませんので、1記事あたり3つを目安にタグ付けを行いましょう。
また次項のタグ付けのやり方に関する注意点を踏まえて、効果的にタグ付けを行ってください。
ブログのタグ付けや効果に関する注意点
ブログのタグ付けや効果に関する注意点をみていきましょう。
- カテゴリと同じキーワードのタグは設定しない
- タグの数は増やしすぎない
タグの数が多すぎてしまうと、Googleからスパムと判断されてしまうおそれがあります。
直接的なSEОを狙いタグを量産してしまうと、ブログ内で似たようなタグページが量産されてしまい、評価が分散する、重複コンテンツと見なされてペナルティの対象になります。
ペナルティとして検索結果から削除される、最悪ページがインデックスされなくなってしまう可能性があります。
またタグページに表示される記事数が少ないページは、専門性が低く質の低いページと見なされて評価が落ちる原因にもなりますので、注意点として覚えておきましょう。
タグ付けのやり方に関して前項の解説に戻すとタグ付けは必須ではありません。
ページ数の多いブログから、読者が効率的に記事を探し出すためにタグ付けをするためのものです。
そもそもページ数が少ないブログがタグ付けをしても効果は見込めないどころか逆効果になってしまうため、むやみにタグ付けすることは絶対にやめましょう。
ブログのタグ付けの効果を分かりやすく解説まとめ
ブログのタグ付けの効果について解説しました。
タグ付けの効果が期待できるのは、多くの記事があるブログですが、さらにカテゴリ内に記事数が少ない場合は特に効果的でしょう。
カテゴリ内に記事が少なければ、読者はブログ内の関連記事を読むことはできません。
すなわちブログの回遊率は下がりプレビュー数も低下し、回遊率や滞在時間の低下からSEОで思うような効果が見込めないリスクがあります。
タグ付けをすれば、読者のブログ内における回遊率を向上できることから利便性を高め、さらに滞在時間も高くなるため、間接的なSEО効果が期待できます。
ブログ全体の記事数が少ない間は、タグ付けではなく記事数を増やすことにフォーカスすることが、読者とGoogleに評価されるブログづくりのポイントと言えるでしょう。