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ChatGPTのExcel(エクセル)の使い方を分かりやすく解説

ChatGPTは極めて高性能な対話型AIです。

そしてChatGPT for Excel(エクセル)はそんなChatGPTをExcel(エクセル)上で利用できるようにするアドオンです。

しかし、デフォルト状態でExcel(エクセル)に組み込まれているわけではなく、利用を始めるためには各種準備が必須です。

そこで今回はChatGPT for Excel(エクセル)の使い方について分かりやすく解説していきます。

ChatGPTのExcel(エクセル)の使い方を分かりやすく解説

ChatGPT for Excel(エクセル)の使い方

ChatGPT for Excel(エクセル)の使い方の概要は以下のとおりです。

1.Excel(エクセル)からChatGPT for Excel(エクセル)のアドオンを入手

2.オープンAIアカウントの登録

3.オープンAIアカウントでAPIキーを入手

4.ChatGPT for Excel(エクセル)へAPIキーを設定

あとはChatGPTへ回答を要求する関数がExcel(エクセル)に追加されます。

使い方自体は非常に簡単といえるでしょう。

ただ、そもそもの全体像がいまひとつ分からないという人も少なくないでしょう。

そこでここからは上記の項目に分けてChatGPT for Excelの使い方をもう少し詳しく解説していきます。

ChatGPT for Excel(エクセル)の使い方【アドオン入手】

ChatGPT for ExcelはExcelのアドオンのひとつです。

アドオンとは、いろいろな使い方のできる外部アプリをExcelへ追加するような機能です。

そこでまずは、Excel上で該当するアドオンを入手する必要があります。

これはメニューから「挿入」→「アドオンの追加」と進み「ChatGPT for Excel」で検索すれば見つかります。

特に費用などもかからず簡単にインストールできるはずです。

ただし、Excelのバージョン次第ではそもそもアドオンを使えないこともあります。

その場合は打つ手なしです。 残念かとは思いますが、ChatGPT for Excelの利用は諦めましょう。

ChatGPT for Excel(エクセル)の使い方【アカウント登録】

文字通り、ChatGPT for ExcelはChatGPTをベースにしたアドオンです。

そのため、利用するためにはChatGPTそのものを利用できる状態にしておく必要があります。

具体的には、開発元であるオープンAI社のアカウント登録です。

といってもここは簡単で、公式サイトから申し込めばよいだけのことです。

その際に詳細な個人情報入力は不要ですし、さらにいえばグーグルアカウントでの登録も可能です。

また、基本的なChatGPTの使い方も公式サイトに説明があります。

ChatGPT for Excelの利用に必須とまではいいませんが、ChatGPTそのものの使い方を覚えておいて決して損はありません。

基本は英語ですが、翻訳ソフトなどを駆使してざっと目を通しておくことをおすすめします。

ChatGPT for Excel(エクセル)の使い方【APIキー入手】

ChatGPT for Excelの使い方で最も引っかかりやすいところがAPIかと思います。

APIとはアプリとアプリを連携させるための窓口、あるいはパスワードのようなものです。

そして、ChatGPT for ExcelはExcelとChatGPTを連携させるため、ChatGPTのAPIキーが必要です。

このAPIキーもまたオープンAIアカウントから取得できます。

これはアカウント情報の「View API keys」内の「Create new secret key」から取得可能です。

ただ、アカウント情報がそもそも見つからないという人も多いかとも思います。

アカウント情報は「ChatGPT」ではなく「オープンAI」のサイト上、しかもAPIリファレンスのメニュー内に表示されます。

ChatGPTで探しても見つからないので注意しておきましょう。

あるいは、ChatGPT for ExcelのほうでAPIの設定を進めていくと、APIキーの取得方法の説明があります。

そちらを参考にしながら作業していくのもおすすめです。

なお、「Secret Key」とあるようにAPIキーの使い方には細心の注意が必要です。

外部に漏れると悪用されかねないので、一般的なパスワード同様かそれ以上に厳重に管理しておくようにしましょう。

ChatGPT for Excel(エクセル)の使い方【API設定】

ここまでの操作が終わっていれば、あとの使い方は簡単です。

ChatGPT for Excelのほうで、先ほど取得したAPIキーを設定すればよいだけです。

その後はExcel上でChatGPTとやり取りできる関数が追加されます。

具体的には以下の関数です。

・AI.ASK() ・AI.LIST() ・AI.FILL()

()内に任意の文字列を入力すればそれに対するChatGPTの返答がセルに返ってきます。

要するに、使い方自体は一般的な関数と同じです。 おそらく、特に戸惑う部分はないでしょう。

ChatGPT for Excel(エクセル)の使い方の注意点

まず、ChatGPT for Excelは特に公式アプリではありません。

ExcelとChatGPTを利用しているだけであって、MicrosoftやオープンAIが公式にリリースしているわけではありません。

アドオンとしてお墨付きなので安全性に問題はないでしょうが、そこは一応は承知しておきましょう。

そして、ChatGPT for Excelは万能ではないことに最も注意が必要です。

すでにChatGPTに慣れている人はご存知かもしれませんが、その回答は正確性に問題があります。

一部が正しくないどころか嘘をつくこともまま見受けられます。

したがって、ChatGPT for Excelは調べ物を主とした使い方には明らかに向いていません。

ではどういった使い方をするのかというと、そこは悩みどころです。

個人的には、Excelでやりたいことのイメージがあるものの具体策が分からないときなどに、そのもの正答ではなくヒントを貰うような使い方がよいのではと考えています。

もちろん、せっかく関数になっているのだからなんらかのデータ収集に使いたいところかもしれません。

しかし、ChatGPTの正確性を考えると難しそうな気がします。

それができれば圧倒的に生産性も上がりそうではありますが、おそらくそのような使い方はしないほうが無難かと思います。

ChatGPTのExcel(エクセル)の使い方を分かりやすく解説 まとめ

ChatGPT for Excelを使うためには「アドオン追加」「オープンAIアカウント登録」「APIキー取得」が必要です。

耳慣れない人もいるでしょうが、そこまで済ませればあとの使い方は非常に簡単です。

一般的な関数の使い方とほぼ同じで、パラメータに入力した質問に対してChatGPTがセルに回答を返してきます。

ただし、具体的な活用法となると悩みどころです。

ChatGPT for Excelの有効な使い方はこれからいろいろと試して模索していく必要があるのではと思います。