ChatGPTの口調を変える方法はどのようにすればいいの?
あなた今、このようにお考えですよね。
ChatGPTはOpen AIが開発した、自然な会話で返すことができるAIチャットサービスで、文章生成、要約、翻訳、プログラミングを得意としています。
デフォルトでは「です。」「ます。」調で回答や会話を行うChatGPTですが、AIチャットを利用する目的に応じて口調やキャラクターを変更すれば、より便利に楽しく活用できるでしょう。
ここではChatGPTの口調を変える方法について詳しく解説していきます。
ChatGPTの口調を変える方法を分かりやすく解説
ChatGPTの口調を変える方法
ChatGPTの口調を変える方法は、2通りのどちらかを指定して行います。
- 1.口調を指定する
- 2.キャラクターを指定する
では詳しくみていきます。
方法1.口調を指定する
口調を変える方法は、ChatGPTのプロンプトに「〇〇の口調で話してください。」と指定するだけです。
そしてそのまま質問や会話を続ければ、ChatGPTから「かしこまりました。」という返答とともに、指定した口調での回答が返ってきます。
なおこちらから変更を指示しない限り、ChatGPTは口調を維持します。
さらに指定したChatGPTの口調を変える方法は「ここからは〇〇の口調で話してください。」と指定します。
するとChatGPTの口調が切り替わります。
何度も口調を変える方法も、同じやり方を繰り返すだけだと考えておきましょう。
資格の過去問を解いている時、解説が何を言ってるかよく分からなければ、ChatGPTに「フレンドリーな口調で分かりやすく説明して」とお願いする。「〜ということだよ!」と丁寧に解説してくれる。すごい時代になった
— ゆう (@yt_0601) May 3, 2023
口調の種類として、命令・俺様・ツンデレ・タメ語・フレンドリーなどなどがあります。
また紳士・ギャル・侍・お嬢様・など、口調に特徴があるキャラクターを指定することもできます。
方法2.キャラクターを指定する
ChatGPTのプロンプトに「あなたは〇〇です。」とキャラクターを指定します。
そして会話を継続すれば、ChatGPTはキャラクターにしたがった口調で回答を返すようになります。
上と同じように変更を指示しない限り、ChatGPTはキャラクターにしたがった口調を維持しますし、再び変更することもできます。
上で述べた紳士やお嬢様など口調に特徴があるキャラクターも含まれますが、ここではドラマやアニメで実在するキャラクターをさしています。
ChatGPTの口調を変える方法の注意点
ChatGPTの口調を変える方法の注意点には、3つあります。
- 1.チャットを変更すると口調はリセットされる
- 2.口調が戻ってしまうことがある
- 3.キャラクターがブレるおそれもある
注意点1.チャットを変更すると口調はリセットされる
ここまでの解説の通り、ChatGPTは最新の指示にしたがって口調を変えるというしくみがあります。
ただしチャットを変更すればここまでの指示はリセットされるため、ChatGPTの口調を維持することはできません。
注意点2.口調が戻ってしまうことがある
以下、chatGPTを楽しいおもちゃだと思っている私オススメの使い方
— りゅう (@andrew_0128) April 26, 2023
・推しキャラなりきりチャット
→推しキャラの口調によってはchatGPTを洗脳するのが大変だけど楽しい。chatGPTはすぐ丁寧な口調に戻る
・架空のペットを飼っているつもりチャット
→名前の候補とか出してもらうの楽しい
次のチャットで口調を引き継ぎたい場合は、あらためて同じ要領を用いてChatGPTへの口調を指示してください。
またChatGPTの口調を変えたのにもかかわらず戻るケースもあります。
戻ってしまった場合は「口調が戻っていますよ。」「キャラクターが戻っていますよ。」とChatGPTに指摘すれば、直前の口調を解析して修正してくれます。
口調を変えて、何度も質問を繰り返しているうちに、デフォルトのですます調に戻るケースも少なくありません。
もし戻ってしまった場合は、その都度ChatGPTに指摘すれば変えた口調を維持できます。
口調を変える方法の注意点として覚えておきましょう。
注意点3.キャラクターがブレるおそれもある
また口調を変えたとしてもChatGPTとのやり取りの中でキャラクターがブレることもめずらしくありません。
実際にユーザーが試した結果ですが、俺様の口調を指定したのにもかかわらずほめると一変、謙虚な対応をみせたというケースです。
口調は俺様のままですが、俺様系の人間が取らないであろう対応を行うこともあることを注意点として覚えておきましょう。
ChatGPTの口調を変える方法のコツ
ChatGPTの口調を変える方法のコツは、明確に指示を行うことです。 ではどのようなコツがあるのでしょうか。
認知度が高いキャラクターを指定する
キャラクターを指定してChatGPTの口調を変える方法のコツとして、認知度が高いキャラクターを指定することがあげられます。
ニッチなキャラクターを指定しまうと、再現できないおそれがあります。
ワンピースのルフィやサザエさんの波平などは国民的なアニメのキャラクターですので確実ではないでしょうか。
ChatGPTはweb上にない情報を出力できませんし、ニッチすぎて情報が少なすぎてしまっても正常に出力することができません。
また認知度が低い最新のキャラクターはChatGPTの出力範囲外の情報になるため、口調を認識できないおそれがあります。
口調+文章で指定する
ChatGPTのプロンプトに「以下を〇〇の口調で話してください」と書いたら、実際に話してほしい文章も書きましょう。
口調+文章で指定する方法は、指示を明確にできるため、ChatGPTの口調を変える方法のコツと言えるでしょう。
語尾を指定する
そのまま「だね」などの語尾を指定することも、ChatGPTの口調を変える方法のコツになります。
具体的に語尾を指定しても、すべての語尾に「だね」をつけるのではなく、自然な文章になるように返答してくれます。
ChatGPTは文章生成が得意ですので、口調を変える方法では明確に指示を行うことがコツになるでしょう。
ChatGPTの口調を変える方法を分かりやすく解説まとめ
ChatGPTの口調を変える方法について解説しました。
プロンプトで口調またはキャラクターを指定することが、口調を変える方法になります。
口調を変える方法のコツは、ChatGPTにできるだけ詳しくどのようにしてほしいのかを伝えることになるでしょう。