Linktree(リンクツリー)は複数のSNSアカウントのリンクを一箇所で紹介できるサービスです。
そんなLinktree(リンクツリー)に興味があるものの、運営会社が怪しそうだと利用をためらっている人もいるのではないでしょうか。
あるいは、ユーザー数が少なすぎてすぐにサービス終了するのではといった懸念をお持ちの人もいるかもしれません。
そこで今回はLinktree(リンクツリー)のユーザー数や運営会社について分かりやすく解説していきます。
Linktree(リンクツリー)のユーザー数・運営会社を分かりやすく解説
Linktree(リンクツリー)のユーザー数・運営会社
Linktree(リンクツリー)のユーザー数は2021年春ごろの公式発表時点では1,200万人でした。
一般的なサービスと比較してこのユーザー数が多いか少ないかは分かりません。
というのも、Linktree(リンクツリー)自体がこうしたサービスの先駆けだからです。
しかし、逆にいえば、同様のサービスというカテゴリーでいえばLinktree(リンクツリー)のユーザー数が多いのは間違いありません。
一方で、運営会社については実態が見えないという声も少なくありません。
運営会社についてはオーストラリアに本社を置き、社名はそのままLinktree株式会社です。
Linktree(リンクツリー)自体が若いサービスであるのと同様に、運営会社もまた設立間もない企業にすぎません。
そのため、いまひとつ実態が見えないというのも無理はないところです。
ただ、少なくとも怪しい企業ということはまずありません。
とはいえ、現在のLinktree(リンクツリー)がどういった経緯で現在の姿になったのかを知らなくては、いまひとつ信用に値しないという人もいることかと思います。
そこでここからはLinktree(リンクツリー)のユーザー数や運営会社について、歴史を追って順に解説していきます。
Linktree(リンクツリー)のユーザー数・運営会社の変遷【黎明期】
実はLinktree(リンクツリー)はそもそもの起こりが非常に変わっています。
Linktree(リンクツリー)はとあるエンジニアが、大手SNSのプロフィール欄にひとつのリンクしか掲載できないことを不満に思って開発したと言われています。
それも初期バージョンはたったの6時間で開発されたとのこと。
おそらく、この時点では運営会社という概念すらなく、単に個人が開発しただけのものだと思われます。
しかし、それにもかかわらず初期バージョンのLinktree(リンクツリー)はほんの一晩で3,000人以上のユーザー数に達したと言われています。
一方でそれほどまでの急速なユーザー数増加に耐えられず、サーバーがクラッシュしたとの逸話も残っています。
このあたりは急速に人気の出たアプリではよくある話しといえるかもしれません。
Linktree(リンクツリー)のユーザー数・運営会社の変遷【変革期】
Linktree(リンクツリー)のユーザー数はリリース直後から急速に数字を伸ばしました。
ただ、そこからほどなくして、InstagramはLinktree(リンクツリー)からのリンクをスパムとして扱いました。
それでユーザー数が激減することはなかったようですが、運営会社には実に40,000件を超えるクレームが入ったとのことです。
しかし、そこから紆余曲折あり、最終的にInstagramはLinktree(リンクツリー)の運営会社へ謝罪。 正式にサービスの利用を認めるに至りました。
そしてこの頃にはLinktree(リンクツリー)のユーザー数はすでに100万人を超えていたと言われています。
Linktree(リンクツリー)のリリースは2016年、この悶着が2018年のころなので、たったの2年間程度で3,000人→100万人にまでユーザー数を伸ばしたことになります。
実に驚きの急成長といえるでしょう。
Linktree(リンクツリー)のユーザー数・運営会社の変遷【現在】
冒頭で触れたように、Linktree(リンクツリー)の現在のユーザー数は1,200万人を超えていると言われています。
数年前の100万人もかなりのものですが、そこからさらに10倍近くの成長を見せています。
また、最近になってLinktree(リンクツリー)の運営会社はアーティスト向けのリンクまとめサービス(Link in bio)であるOdesliを買収しています。
総じて、現在のLinktree(リンクツリー)はまだまだ勢いを失っていないといってよいのではないでしょうか。
ちなみに、参考までに国内大手企業が展開しているLink in bioでいえば、ユーザー数は10万人~20万人ほどです。
後発であることは否めませんが、それでもいかにLinktree(リンクツリー)のユーザー数が飛び抜けているかが分かるのではないでしょうか。
Linktree(リンクツリー)のユーザー数・運営会社の今後
Linktree(リンクツリー)の運営状態は上々といえるはずです。
しかし、今後も安泰かどうかは分かりません。
そもそもLinktree(リンクツリー)のようなLink in bioは大手SNSがプロフィール欄へのリンク掲載をひとつしか認めていないからこそ成り立つサービスです。
仮にInstagramが複数リンクを認めたらユーザー数が激減することも考えられるでしょう。
また、そのInstagramが過去にLinktree(リンクツリー)をスパムとして扱ったように、今後なんらかの問題が起こる可能性もなくはありません。
事実、イーロン・マスク氏下のTwitterはLinktree(リンクツリー)のようなサービスの利用を違反とするように規約を変更しました。
幸いにしてこの変更は各方面からの猛反発によって超短期間に撤回されましたが、それでもそうした考えが存在することは明るみに出ました。
こうした背景を考えると、状況の変化によってユーザー数が急減する可能性もゼロではないといえるでしょう。
もちろん運営会社としてもそこは重々承知しているでしょうが、それでも今後の動向には多少注意しておくべきでしょう。
なお、現在はLinktree(リンクツリー)の類似サービスは多数ありますが、必ずしもメイン事業ではなくサテライトとして展開されているケースも珍しくありません。
その点、Linktree(リンクツリー)の運営会社の主力が1本だけというのは若干の不安要素といえるかもしれません。
Linktree(リンクツリー)のユーザー数・運営会社を分かりやすく解説
Linktree(リンクツリー)のユーザー数は少し前の公表値でも1,200万人以上です。
リリース直後の3,000人程度から、たったの数年で世界を代表するLink in bioサービスへと急成長しています。
それだけに運営会社の実態もいまひとつ見えていませんが、少なくとも怪しい企業ではありません。
ただし、Linktree(リンクツリー)のユーザー数が今後も成長を続けるかどうかは大手SNSの動向に大きく左右されると思われます。
さすがにいきなりサービス終了するようなことはないでしょうが、運営会社の経営状態には一応注意しておくことをおすすめします。