Twitter(ツイッター)は誰でも気軽に世界中に情報を発信できるツールです。
しかし、その気軽さとは裏腹に意外とルールが多く、それに違反するとアカウントが永久凍結されることも珍しくありません。
なかには理由も分からず一方的に永久凍結されたという声も聞かれます。
そこで今回はTwitter(ツイッター)の永久凍結のよくある理由と解除方法について分かりやすく解説していきます。
Twitter(ツイッター)の永久凍結の理由と解除方法を分かりやすく解説
Twitter(ツイッター)の永久凍結のよくある理由
Twitter(ツイッター)が永久凍結する理由はいくつかあります。
代表的なものとしては攻撃的な行為による違反です。
いわゆる誹謗中傷やヘイトスピーチなどがこれにあたります。
そして、他にも以下のような理由で永久凍結されたとの声も多数見られます。
・外部サービスの利用
・フォロー数の急増
また、ひとくちにヘイトスピーチといっても、Twitter(ツイッター)は過去にルールや対象を細分化しています。
そこで今回はそのあたりも少し細かく分類して永久凍結のよくある理由と解除方法について解説していきます。
Twitter(ツイッター)の永久凍結の理由と解除方法【従来のヘイト行為】
過去のTwitter(ツイッター)は以下のような理由から他人の人間性を否定するようなアカウントを永久凍結の対象としていました。
・宗教 ・社会階層 ・年齢 ・障がい、病気 ・人種、民族、出身地
このあたりは一般的な感覚からいっても永久凍結されてやむ無しといったところではないでしょうか。
また、上記を理由にしたヘイト表現を伴う「画像」の利用もまたTwitter(ツイッター)のアカウントが永久凍結される理由となりえます。
たとえば、ナチスの掲げた鉤十字はそれだけでヘイト表現とみなされます。
とはいえ、もちろん文脈上そういった意図がないケースも多々あるでしょう。
それにもかかわらず永久凍結の憂き目にあった場合は解除方法も用意されています。
これは最近になって用意された「異議申し立て」が該当します。
あるいは、その前段階でTwitter(ツイッター)に表示される解除方法に従うことで解除されることもあります。
Twitter(ツイッター)の永久凍結の理由と解除方法【追加されたヘイト行為】
Twitter(ツイッター)は社会情勢の変化に対応して、以下のような理由によるヘイト行為もまた永久凍結の対象としました。
・ジェンダー
・ジェンダーアイデンティティ
このポリシー変更は2021年末に実施されました。
しかし、ジェンダーがポリティカルコレクトのひとつになったのはもっと以前のはなしだったはずです。
そう考えると、個人的にはTwitter(ツイッター)の対応は少し遅いかなという印象もします。
この場合の解除方法もやはり異議申し立てです。
このようにTwitter(ツイッター)の永久凍結の理由は社会情勢に応じて更新されていきます。
あくまでも個人的な想像ですが、いずれはAIを活用したアカウントもまた永久凍結の対象に追加されるのではないでしょうか。
Twitter(ツイッター)の永久凍結の理由と解除方法【外部サービス】
少し前にTwitter(ツイッター)ユーザーのあいだで身に覚えがない永久凍結が相次ぎました。
その大半はこの外部サービスの利用が理由でした。
従来、Twitter(ツイッター)は外部サービスを利用した自動ツイートをとくに禁止していませんでした。
しかし、イーロン・マスク氏のCEO就任後、外部サービスの利用を推奨しない立場へと転換しました。
その結果として、自動ツイートではない質問箱のようなサービスを利用している人まで永久凍結の対象に巻き込まれてしまったのです。
この場合の解除方法もやはり異議申し立てになります。
ただ、その際には外部サービスとTwitter(ツイッター)との連携解除は大前提になるでしょう。
Twitter(ツイッター)の永久凍結の理由と解除方法【フォロー急増】
Twitter(ツイッター)は急速にフォロー数が増えた場合もアカウントを永久凍結することがあります。
これはSPAMアカウントを排除するための措置と思われます。
Twitter(ツイッター)のシステム上は、1日のフォロー数上限は原則的に400までです。
認証済みアカウントでも1,000フォローが上限です。
ただ、これはあくまでも上限で、上限に達しておらずともフォローするペースやフォロー・フォロワー比率次第では永久凍結されることがあるようです。
また、Twitter(ツイッター)は以下のようなケースも永久凍結することがあるとしています。
・フォロワーを増やす目的でのフォロー→フォロー解除
・無差別フォロー
・別アカウントのフォロワーの実質的なインポート
・フォロワー増加をうたうサービスの利用
あくまでも推測ですが、これらが理由で永久凍結された場合、既定の解除方法が認められる可能性は低いかもしれません。
ただ一方で、Twitter(ツイッター)はいきなり永久凍結するのではなく、その前に一時的な凍結とする場合も少なくありません。
その場合はなにか特別な解除方法を試さずとも、時間経過で解除されることもあります。
Twitter(ツイッター)の永久凍結の解除方法
Twitter(ツイッター)の永久凍結の基本的な解除方法は異議申し立てです。
まず、永久凍結されるとTwitter(ツイッター)からその旨の通知が来ます。
そして、そこに異議申し立ての方法の記載があります。
そちらの指示に従って永久凍結の解除を希望しましょう。
異議申し立ての内容は自由記載になっていますが、身に覚えがないこと、すでに対応済みなことなどを記載すればよいかと思います。
ただし、この解除方法でTwitter(ツイッター)が永久凍結を解除してくれるかどうかは未知数です。
多くの人の経験を見ると一回では解除されず、繰り返し異議申し立てすることでようやく解除されるケースが多いようです。
また、Twitter(ツイッター)側の対応も決して早くはなく、解除までに1ヶ月2ヶ月かかることも少なくないようです。
なお、永久凍結が解除されるとそれまでのフォロー・フォロワーは以前の状態に戻ります。
ただ、永久凍結されていた期間にフォローを解除する人も少なくないはずです。 多少のダメージは覚悟しておいたほうがよいでしょう。
Twitter(ツイッター)の永久凍結の理由と解除方法を分かりやすく解説 まとめ
Twitter(ツイッター)で永久凍結される主な理由は誹謗中傷やヘイトスピーチです。
その内容は社会情勢に応じて更新されていきます。
また、最近のTwitter(ツイッター)はCEOが変わってからルールも大きく変わっています。
そのため、急なルール変更に巻き込まれて永久凍結されてしまったという人も少なくありません。
一応、いずれの理由であれ永久凍結には異議申し立てという解除方法が用意されています。
必ずしも解除されるわけではありませんが、身に覚えがない人はとりあえず異議申し立てしておきましょう。