Twitter(ツイッター)は単なる発信ツールではなく、いまや極めて優秀な情報収集ツールでもあります。
そんなTwitter(ツイッター)では「話題のツイート」も確認可能です。
しかし、これをそのまま文字通りの意味で「話題のツイート」として受け取ってしまうのは誤りです。
実際のところ世の中全般でいえばまったく話題になっていないツイートが表示されることも珍しくないからです。
そこで今回はTwitter(ツイッター)の話題のツイートについて分かりやすく解説していきます。
Twitter(ツイッター)の話題のツイートを分かりやすく解説
Twitter(ツイッター)の話題のツイートとは
Twitter(ツイッター)の話題のツイートとは検索結果を表示するカテゴリーのひとつです。
Twitter(ツイッター)で特定の単語で検索したときに表示される結果には以下の5つのカテゴリーがあります。
・話題のツイート
・最新
・アカウント
・画像
・動画
ほぼ文字通りなので説明不要かと思いますが、その中に話題のツイートが含まれています。
検索時はデフォルトで話題のツイートの結果が表示されるので最も目にすることの多いカテゴリーのはずです。
Twitter(ツイッター)の話題のツイートは人によって違う?
Twitter(ツイッター)の話題のツイートで表示される結果は人によって異なります。
同じ単語で検索しても結果は人それぞれです。
よく発信者の立場で「話題のツイートで上位表示されたい」という声も聞かれます。
しかし、結果が人によって違う以上、万人のTwitter(ツイッター)アカウントで話題のツイートに広く表示されるのは難しいはずです。
そう考えるとこれはなかなか難しい希望と言わざるを得ないでしょう。
Twitter(ツイッター)の話題のツイートの基準
Twitter(ツイッター)の話題のツイートがどういった基準で選ばれているのか、詳しいところは不明です。
Twitter(ツイッター)独自のアルゴリズムとしかいいようがありません。
一応、検索単語との関連性やいいね・RTの数はまず間違いなく参照されているでしょう。
しかし、そのほかその人がリプライしたことのあるアカウントや、ふだん検索している関連語句との関連性が見られるとも言われています。
Googleの検索アルゴリズムもまた発信者の人がそれぞれ試行錯誤、手探りで絶え間なく検証を繰り返しています。
Twitter(ツイッター)の話題のツイートのアルゴリズムに関してもそういうものと考えておくべきかと思います。
なお、Twitter(ツイッター)はごく最近、タイムライン一般のアルゴリズムについては公開しました。 それによるとおおまかには以下のようなポイントが重要なようです。
・フォロー、フォロワー関係
・いいね、RTの数
・フォロワー数
・アカウント制限履歴
・フォロー、フォロワー比率
・ミュート、スパム報告の数
・問題のあるアカウントとの関係性
・画像、動画の有無
・リプライの数
・投稿からの時間経過
これらが話題のツイートの表示基準にそのまま当てはまるかは分かりませんが、興味のある人は調べてみるのもよいのではないでしょうか。
とはいえ、これら以上に評価されるのはTwitter(ツイッター)ブルーユーザーかどうかです。
世知辛いですが、おそらくはお金をかけたほうが話題のツイートにも表示されやすくなるでしょう。
Twitter(ツイッター)の話題のツイートとトレンドトピック
Twitter(ツイッター)の話題のツイートは「検索語句」をトリガーに表示されるものです。
したがって、本来の意味でいえば「話題の」ツイートではありません。
一方で、「トレンドトピック」はTwitter(ツイッター)の検索画面で、検索前に表示されます。
そう考えるとトレンドトピックのほうが素直な意味での話題のツイートに近いといえるでしょう。
ただ、トレンドトピックについてもやはりTwitter(ツイッター)のアカウントごとに表示される内容がカスタムされているようです。
また、「おすすめ」についてはそれが色濃く表れています。
よく、特定の単語が「おすすめ」や「話題のツイート」に多く表示されることを問題視する意見も見られますが、それはある意味で自己紹介になっています。
基本的にTwitter(ツイッター)のおすすめや話題のツイートは他人に漏らすものではないと考えたほうがよいかと思います。
Twitter(ツイッター)の話題のツイートを非表示にする方法
少しややこしいのですが、Twitter(ツイッター)には検索結果以外にも「話題のツイート」の設定があります。
それは「おすすめトピック」に表示されるカテゴリーの一種です。
これは設定の「プライバシーと安全」の中の「表示するコンテンツ→トピック→おすすめトピック」から選択可能です。
話題のツイートに興味のない人はそこから除外しておきましょう。
なお、この効果は検索結果ではなくTwitter(ツイッター)の「ホームタイムライン」に影響します。
あくまでも一例ですが、たとえば、繰り返し表示される政治的な内容の投稿などが煩わしいという人は、政治のカテゴリーに加えて「話題のツイート」もOFFにしてみましょう。
ただ、これらの設定はTwitter(ツイッター)の利用状況に応じて随時、勝手に変更されているようです。
しばしば話題のツイートの選別がおかしくなるという人は定期的にそちらの設定を修正しておきましょう。
Twitter(ツイッター)の話題のツイートが改善される可能性
今後、Twitter(ツイッター)の話題のツイートで表示される内容が大きく変わる可能性は低くなさそうです。
最近になってイーロン・マスクCEOはいずれ「おすすめ」には認証済みアカウントのみ表示させると公言しました。
これはAI botによる投稿を排除するための取り組みです。
同様の理由から、話題のツイートに表示される投稿が制限される可能性もなくはないでしょう。
多分に不確定なことが多い予測にすぎませんが、いまのTwitter(ツイッター)が変革期であることは疑いようもないはずです。
Twitter(ツイッター)の今後の仕様変更には注意しておくに越したことはないでしょう。
Twitter(ツイッター)の話題のツイートを分かりやすく解説 まとめ
Twitter(ツイッター)の話題のツイートは、検索結果のひとつのカテゴリーです。
実際にシンプルに話題のツイートだけが表示されているというわけでもなく、ユーザーの利用状況の影響も受けています。
また、そもそも特定の単語で検索した結果であることから、本来の意味での話題のツイートからもかけ離れています。
そうした素直な意味での話題のツイートを見たい人は検索結果ではなくその前段階のトレンドトピックを見ましょう。
ただ、そちらもまたTwitter(ツイッター)独自のバイアスがかかっていることには要注意です。
少なくとも、気軽に外部の人に公開するのはやめておきましょう。