ChatGPTを英語学習に取り入れたいけれど、どのような活用方法ができるの?
あなたは今、このようにお考えですよね。 ChatGPTは、人工知能技術のパイオニアとも言えるOpen AIが開発した、会話で回答を得られるAIチャットサービスです。
英語学習のうちChatGPTが適している活用方法にはどのようなものがあるのか、疑問に感じている方に向けて解説していきましょう。
ChatGPTの英語学習を分かりやすく解説
ChatGPT 英語学習の活用方法
英語の翻訳はChatGPTとDeepLのどっちが良い?と聞かれるけど…今のところの結論としては、「読む」と「書く」で使い分けるのが良いな、と思ってます。
— Kumiko|AI × 英語学習 (@IELTS_expert) April 27, 2023
英語を書くのはChatGPT、読むのはDeepL。
DeepLを使って書いても良いんですが、ちょっと直訳っぽくなる時も多いんですよね… pic.twitter.com/43p36ZRG8D
ChatGPTにおける英語学習の活用方法は3つあります。
- チャットによる会話
- ライティングの添削
- 英語の先生として活用する
チャットによる会話
ChatGPTと英語でお話していると、英語を使う機会が爆増するなぁ……
— ところてん (@tokoroten) May 3, 2023
適当な英語で質問しても怒られない環境ってマジで大事だわ……
ChatGPTは、チャットベースの会話にて英語学習ができます。
友だちや知人に話しかける感覚で会話が続くので、英語のアウトプット力とコミュニケーション力が鍛えられます。
日常会話の練習をするのであれば「あなたは架空のアメリカ人です」とChatGPTに役割を与えたうえで「英会話の練習をしたい。
何か話しかけて」とプロンプトにかきましょう。
ChatGPTに好きな食べ物を聞いても、自分は人工知能なので好きな食べ物はないと回答がありますので、会話がつづかなってしまいます。
なおChatGPTの返答は長文になる傾向があるため、英語学習においてはリーディング力も養われるでしょう。
ライティングの添削
ChatGPTは、ライティングの添削もできます。
英文を書いても添削してもらえなければ、英語力を養うことは難しいでしょう。
ChatGPTは、チャットによる日常会話だけでなくビジネス文章などの添削もできます。
特にビジネスの書類やメール、プレゼン資料などは、まわりに添削をしてくれる人がいないことに悩みを抱える社会も少なくありません。
そこで「以下の英文を添削して。」とプロンプトに書けばChatGPTが添削を行ってくれます。
フィードバックを受けることで、英語のライティング力や、ビジネスを含めたコミュニケーションスキルも向上するはずです。
英語学習に加えた活用方法としてビジネスでもChatGPTを利用できます。
英語の先生としての活用
英語学習の活用方法として、ChatGPTを英語の先生に見立てることもできます。
たとえば添削にも通じることですが英単語の意味を確認する、英文を翻訳するやり方を確認できます。
また英語学習の効果的なやり方もChatGPTに質問できるでしょう。
ChatGPT 英語学習を効果的に行うコツ
神過ぎる、英語学習が劇的に変わるChat GPTへの質問10個
— DAISUKE@英語習慣化サロン 代表 (@DaisukeEigo) May 4, 2023
1.「○○の意味を教えてください」
2.「○○で例文をいくつか書いてください」
3.「"■■■■■■(英文)"で使われてる○○(単語)の意味について教えてください」
4.「○○と似た意味の単語を教えてください」…
ChatGPTで英語学習を効果的に行うコツは、聞き方すなわちプロンプトの書き方がとても大切です。
ここまで解説した通り、プロンプトの書き方によってChatGPTの返答は異なるためです。
たとえば単語や英文の意味を訪ねる場合は日本語でプロンプトに、ChatGPTへの指示と、聞きたいことすなわち回答元になる単語や英文の2つをきちんと書きます。
Appleの意味を質問する場合は、プロンプトに「Appleの意味を教えてください。」と書きましょう。
プロンプトの書き方のコツは、ChatGPTに意味が伝わるように書くことです。
シンプルな質問のほうが解釈度がアップしますので、意識するとよいでしょう。
ChatGPTを英語学習で活用するときの注意点
ChatGPTを英語学習で活用するときの注意点をみていきましょう。
- 英会話の学習はできない
- 間違いがあるので初心者は注意する
- ChatGPTに頼りすぎない
英会話の学習はできない
ChatGPTはあくまでもチャットベースでの英会話になります。 音声によるスピーキングやヒアリングなどの英会話はできません。
もし発音の英語学習を行うのであれば、Siriが認識するのかどうかを活用した使い方のほうが適しています。
ChatGPTの英語学習における注意点は、英会話ができないことですが、拡張機能を用いればスピーキングやヒアリングもできます。
間違いがあるので初心者は注意する
英語学習の注意点として、ChatGPTは間違えます。
このためChatGPTの返答をうのみにせず、常に疑う必要があるでしょう。
英語力がない初心者は、間違いを判断することが難しいことを注意点として覚えておきましょう。
ChatGPTは2021年までの情報までしか出力できないため、最新の情報に対応していません。 英語学習では参考程度に活用することが注意点になります。
ChatGPTに頼りすぎない
ChatGPTは英語学習において頼もしいツールです。
しかし頼りすぎてしまい考えることなく正解を確認してしまうと、学習内容が身につきにくくなってしまいます。
注意点として、疑問点については自分で考えることを中心に行い、最終手段としてChatGPTを利用することをおすすめします。
ChatGPTの英語学習を分かりやすく解説まとめ
ChatGPTの英語学習について解説しました。
英語学習の活用方法は、チャットによる会話、ライティングの添削、英語の先生として活用できることです。
効果的に英語学習を行うコツは、ChatGPTへの聞き方、すなわちプロンプトの書き方がとても大切です。
英語学習で活用するときの注意点として、ChatGPTは音声による英会話ができないこと、そして間違える可能性があることを意識すべきでしょう。
またChatGPTに頼りすぎてしまうと、英語学習の効果は薄れてしまいます。
このようなリスクがあることを心得たうえで、ChatGPTを英語学習に取り入れてみてはいかがでしょうか。