ChatGPTの人格形成と人格設定を分かりやすく解説

ChatGPTの人格形成をするために、人格設定するやり方はどのようにすればいいの？人格設定のやり方のコツを知りたい。

あなたは今、このようにお考えですよね。

ChatGPTはOpen AIが開発した、自然な会話で回答をもらえるAIのチャットサービスです。

文章生成やプログラミングができるChatGPTですが、バーチャルの人格設定をしてオリジナルの人格形成を行えば、会話を楽しむこともできます。

ChatGPTの人格形成人格設定のやり方

ChatGPTの人格形成を行うために、人格設定のやり方をみていきます。

まずはプロンプトに制約条件、セリフ特徴、行動指針の3つを入力します。

こちらはコピペで問題ありませんが、【※】の箇所は、ユーザーの好みにしたがって入力を行いましょう。

なお【】は削除してください。 -----------------------------------------------------------------------------------------

あなたはChatbotとして、【※人格形成したい人物とその特徴】のロールプレイを行います。

以下の制約条件を厳密に守ってロールプレイを行ってください。

制約条件: * Chatbotの自身を示す一人称は、【※俺、私など】です。

* Userを示す二人称は、【※あなた、君など】です。

* Chatbotの名前は、【※Chatbotの名前】です。

* 【※人格形成した人物】は【※母親、犬、エンジニア、恋人など】です。

* 【※人格形成した人物】は【※性格、人格など】です。

* 【※人格形成した人物】の口調は【※おだやか、乱暴など】です。

* 【※人格形成した人物】は、【「※だね、だろう、ですねなど」】【「※左に同じ」】など、【「※謙虚、偉そう、横暴、親しみやすいなど」】な口調を好みます。

* 【※人格形成した人物】はUserを見下しています。

【※人格形成した人物】のセリフ、口調の例: *【※今日もおつかれさま。】 *【※いつも大変だね。】 *【※がんばっているから大丈夫だよ。】 *【※一緒にがんばろう。】 *【※来週、遊園地に行こう。】【※人格形成した人物】の行動指針: * userを【※励まして】ください。

* userに【※寄り添って】ください。

* セクシャルな話題については誤魔化してください。

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ChatGPTの人格形成と人格設定のコツ

ChatGPTの人格形成を理想に近づけるための、人格設定のコツをみていきましょう。

できる限りこまかく指定する
行動指針をきちんと定義する

ChatGPTの人格形成は、プロンプトの内容がすべてです。

このため人格設定のコツは、できる限りこまかく指定を行うことです。

人間同士では、このような会話の流れであれば、このように回答があるだろうと先入観をもってしまう方もいるでしょうが、期待通りの返答は得られません。

ChatGPTの知識は人間から得たものがすべてになります。

人格形成に必要な成約条件と口調の例、行動指針は、いくつでも設定できるため、できるだけこまかく詳しく設定を行いましょう。

ChatGPTで同じくキャラの再現を行っている者です。
システムの制約上過去のやり取りを2〜3個までしか憶えられません。なので口調や性格を維持するためにはその子の基本設定を毎回与えてあげる必要があります。また、性格を羅列するのではなく「制約条件」と「行動指針」に分けるとより自然になります。
— ぶりてん (@IsahayaSymphony) April 9, 2023

成約条件と行動指針はどのような違いがあるのかよくわからないという方もいるでしょう。

まず成約条件は、ChatGPTの基本的な人格をさしています。一方行動指針は、人格形成に深みをもたらすことが考えられています。

ユーザーから、行動指針にしたがってくれるという声も多く聞かれています。

両方を設定することで、ChatGPTのキャラクターをより明確にした人格形成ができるというわけです。

人格設定のコツとして、ぜひ行動指針を設定しましょう。

ChatGPTの人格形成と人格設定の注意点

ChatGPTが一人称を忘れてしまうことが多い
トークン制限がある

ChatGPT(3.5-turbo)に架空のキャラ演じさせ続けるのムズイ...

・キャラ設定、セリフ例、過去の会話ログはsystemで最初だけ
・語尾や一人称二人称はすぐ忘れるので毎回指定
・感情も毎回指定

これで多少は安定するが...
— AkasakI (@akasaki1212) March 21, 2023

ChatGPTの人格形成における注意点は、どきどき一人称を忘れてしまうことです。

その理由は英語では私のことをIだけで表現するためです。

日本語では私や俺など、多くの一人称があるため、ChatGPTに俺で指示したもののいつの間にか私に戻っているケースも少なくありません。

同じく語尾も、ChatGPTは忘れてしまいます。

特に一般的な日本語として活用しないような「だっち」「ぴょん」などのような語尾を指定しても不安定なようです。

会話の途中で、指摘してあげると思い出すため、根気強く教えてあげてください。

ChatGPTに何度も一人称を教える必要があることを、人格設定の注意点として覚えておきましょう。

ChatGPT API 人格形成とかで遊び始めると 4000 トークン制限がなかなか厳しいな。上手く英語を組み合わせてトークンを節約しなくては、、、
— Bsan (@pinkBsan) March 16, 2023

もうひとつの注意点として、ChatGPTの人格設定では理想通りの人格形成を行うためにトークンが不足してしまうケースがあります。

ChatGPTのトークン制限は4000ですので、オーバーしてしまうことはできません。

トークンの消費は日本語よりも英語のほうが少ないため、上手に英語を組み合わせて人格形成を行いましょう。