ChatGPTとbingの違いはなに?
あなたは今、このようにお考えですよね。
ChatGPTとbingは、それぞれ対話式で質問できるAIチャットサービスをリリースしています。
では実際に使ってみたいけれど、ChatGPTとbingにはどのような違いがあるのかを理解したうえで選びたいとお考えの方もいるのではないでしょうか。
ここではChatGPTとbingの違いについて詳しく解説していきましょう。
ChatGPTとbingの違いを詳しく解説
ChatGPTとbingの違い アプリの有無
ChatGPT、BingChat、Bardの中で、専用のスマホアプリ(公式の物)があるのは今のところBingChat(Bingアプリ)だけなのかな?
— りくせん≪◇≫ (@rikusen) April 20, 2023
ChatGPTとbingの違いとして、アプリの有無についてみていきましょう。
ブラウザ限定で利用できるChatGPTなのに対し、Bingは公式アプリをリリースしているため、スマホでの使いやすさはBingになります。
ChatGPTは、公式サイトからアカウントの登録を行い、そのままウェブブラウザからログインしましょう。
BingではMicrosoftアカウントが必要ですので、取得したうえでBingのアプリをダウンロードし、ログインしたら「チャット」に進みましょう。
ChatGPTとbingの違い 回答
ChatGPTとbingの違いとして、実際にユーザーが検索してみた質問に対する回答の回答をみていきましょう。
まず回答の文字数についてChatGPTは質問によって違い、最大650~880文字前後くらいで、内容が途中であっても切れてしまいます。
一方ChatGPTと比較するとbingは、文字数が少な目で簡潔な解説にまとめられている印象でした。
ではつづいて質問内容に対するChatGPTとbingの回答について、過去の情報や、同じ条件で開発された商品やサービスなどを質問した場合についてみていきましょう。
ChatGPTは、質問内容に対する回答にいたる理由や特徴、概要などが、見出しや箇条書きを用いて長文であっても見やすくまとめられている印象です。
一方bingは、質問に対する回答にいたる理由や特徴が簡潔にまとめられています。
では個々で回答が異なるであろう質問の場合、ChatGPTとbingはどのような回答をするのでしょうか。
ChatGPTでは、人工知能らしい回答が返ってきたというデータがありますが、Bingには副操縦士という設定があるため人間に近い回答があるようです。
ではさらにこちらがほしい情報やしてほしい内容を添えて質問してみた場合の、ChatGPTとbingの回答内容の違いについてみていきます。
ChatGPTはこちらのニーズをくみ取り、一歩先行く処理まで施してくれる一方、bingはニーズから反れている情報を完結にまとめる結果となっています。
ただしChatGPTは簡潔にまとめることは苦手なようで、場合によっては文字数を指定しても長文になってしまう傾向があることも違いとしておくとよいでしょう。
ChatGPTとbingの違い 利用料金
ChatGPT-4、ローンチ直後は「ChatGPT Plus(月額$20≒約3000円)に加入して、ウェイティングリストに登録して順次使用可能に」という話だったと思うのだけど、今はChatGPT Plus加入後すぐGPT-4が使えるみたい。朝からいろいろ相談したり会話しています。すごいなこれ。本当に、思考の補助機になる。
— たられば (@tarareba722) March 17, 2023
ChatGPTとbingの違いとして、利用料金もあげられます。 まずChatGPTは無料版と、月額20ドルで加入できる有料版の「ChatGPT Plus」がリリースされています。
ChatGPTの言語モデルは「GPT-3.5-turbo」ですが、「ChatGPT Plus」は次世代「GPT-4」という言語モデルであることが、ふたつの違いでしょう。
GPT-3よりもAIの性能が高いことが、GPT-4の特徴でしょう。
一方bingは「GPT-4」を無料で利用できます。
無料で「GPT-4」を利用できることがChatGPTとbingの違いと言えるでしょう。
なおBingでも有料版のリリースを検討しているようです。
ChatGPTとbingの違い 回数制限
ChatGPT依存症かもしれない。
— 赤沼俊幸 (@toshiyuki83) April 19, 2023
ChatGPTの有料版「ChatGPT Plus」はGPT-4が使用できるのですが、回数制限があります。制限は3時間で25回。
一般的な方なら「3時間で25回までかー」となるけど、僕みたいな依存症の人間は、
「3時間で25回使わないと損だ!!!」… pic.twitter.com/j2E5Ko9mBB
ChatGPTとbingの違いとして、質問の回数制限があります。 まずChatGPTでは無料検索における回数制限は、1日あたり5回までです。
一方ChatGPT Plusは、適宜調整が行われているため明確ではありませんが、1日あたりではなく数時間あたり〇回と決められています。
回数制限には諸説あるものの、ユーザーの声をもとにした目安としては、2023年3月時点で3時間あたり25回までというデータがあります。
ChatGPTは、言語モデルの違いによって質問の回数制限が設けられていますが、利用回数の制限に達した場合、数時間経てば制限は解除されてふたたび質問できるようになります。
一方bingは、ユーザーの声によると1つの質問あたり15回、1日150回までという回数制限が設けられています。
ユーザーが実際に検証したChatGPTの最大文字数は「4096トークン」すなわち2000~3000文字相当、Bingは2000文字相当ですので、違いがあります。
回数制限や文字数制限を設けている理由は、システムの負荷や管理コストの拡大を防ぐためです。
なおChatGPT・bingともに回数制限や文字数制限については頻繁に更新されているため、明確な目安は実際に利用してみる必要があるでしょう。
ChatGPTとbingの違いを詳しく解説まとめ
ChatGPTとbingの違いについて詳しく解説しました。
スマホアプリを採用しているのはbingだけで、ChatGPTについてはスマホブラウザから利用しなければいけません。
回答については質問内容によって違いがあるようですが、実際に使い比べてみることをおすすめします。
なお言語モデル「GPT-4」と利用料金や利用回数については、ChatGPTよりもbingのほうがおすすめでしょう。