ChatGPTの保存方法にはどのようなものがあるの?
各保存方法の保存期間はどれくらい?
ChatGPTとの会話の履歴を、自分がのぞむ形でバックアップを取りたいとお考えの方もいるのではないでしょうか。
ここではChatGPTの保存方法と保存期間についていくつか解説していきましょう。
ChatGPTの保存方法と保存期間を分かりやすく解説
ChatGPTの保存方法と保存期間 公式のエクスポート機能
設定内の新しいエクスポートオプションで、ChatGPTデータのエクスポートが簡単になります
— うるしばらりく@ChatGPT (@UrushibaraRiku) April 26, 2023
メールで会話や関連データが含まれたファイルを受け取れます
ChatGPTの保存方法は、公式のエクスポート機能を利用できます。
過去すべての履歴が1つに集約されているHTMLファイルと、JSONデータファイルをダウンロードできます。
ダウンロードのやり方は、メインメニューの「Setting」を選んで「Export data」を選択しましょう。
そしてChatGPTに登録されているメールアドレスに、ZIPファイルのダウンロードリンクが届きますので、全履歴を取得できます。
1つのファイルで全履歴が確認できる、リンクの有効期限は24時間ですが、ダウンロードすればデータの保存期間に制限がないこと、シンプルで使いやすいことはメリットでしょう。
一方、長文では枠線を越えて表示されてしまうため読みにくいことはデメリットです。
ChatGPTの保存方法と保存期間 ChatGPT Exporter
ChatGPTの保存方法として、公式の拡張機能「ChatGPT Exporter」を使うことができます。
Google Chrome、Microsoft Edge、Firefoxと3種類のWebブラウザに対応しています。
HTML形式・Markdown形式・JSON形式、テキスト形式によるコピー、PNG画像の出力ができ、保存期間はおそらく無制限と考えてよいかもしれません。
2種類の拡張機能をインストールしなければいけないため、こちらではChromeにてChatGPT Exporterをインストールするやり方をみていきます。
まずはChrome拡張機能の「Tampermonkey」を追加しましょう。
そしてGreasy Forkのサイト上部にある緑色ボタンに進み「ChatGPT Exporter」をインストールします。
インストールされた「Tampermonkey」を開いて、「ChatGPT Exporter」のスクリプトを有効化しましょう。
メリットは、3種類のブラウザに対応していること、Markdown、Json、HTMLのみ個別チャットから選んで一括保存できることです。
一方、デメリットは2種類の拡張機能をインストールしなければいけない、バックアップの同期はできないことです。
Chromeではこの他にもChromeの拡張機能を活用したChatGPTの保存方法があるため、ニーズに合わない場合は、その他を検討してもよいでしょう。
ChatGPTの保存方法と保存期間 ChatGPT to Notion
ChatGPTとNotionを連携できる『ChatGPT to Notion』は知っておきたいツール👀
— 木内翔大|AI時代に乗り遅れない為の必見情報を毎日配信📣 (@shota7180) April 25, 2023
・チャット内容を自動でNotionのデータベースに保存
・タグ付け、URL保存もワンクリックで
・拡張機能なので簡単な設定ですぐ利用できる
流れる情報を簡単にストック情報にできて振り返り効率めちゃ上がるからオススメ📌… pic.twitter.com/PZsigncYLt
ChatGPTの保存方法としてChromeの拡張機能「ChatGPT to Notion」を使う方法もありますが、もっともおすすめできます。
こちらはNotion上に作成したデータベースに会話を丸ごとエクスポート・保存されるため、元のURL先が削除されてもバックアップが残ります。
拡張機能を追加すると、ChatGPTの回答の下にピンのアイコンが自動で表示されるため、アイコンをクリックしすれば個別のエクスポートもできます。
メリットは、個別チャット・全履歴ともに自由にエクスポートできること、保存期限は無期限なのでバックアップに向くこと、プログラミングコードや画像も見やすく保存できることでしょう。
一方デメリットは、Chromeでしか利用できない保存方法であることです。
ChatGPTの保存方法と保存期間 Save ChatGPT
ChatGPTの保存方法では、Chromeの拡張機能「Save ChatGPT」を使うこともできます。
ワンクリックで、ログを見やすい形でテキストファイル形式(.txt)の出力ができる、シンプルな保存方法です。
保存期間は、おそらく無期限です。
ChatGPTの保存方法と保存期間 ChatGPT to Markdown
Chromeの拡張機能「ChatGPT to Markdown」によるChatGPTの保存方法もあります。
エクスポートする前に、削除や補足などの編集を加えたうえで、クリップボードへのコピーとMarkdownファイルとしての保存ができます。
ファイル出力による保存期間は無期限です。
ChatGPTの保存方法と保存期間 ShareGPT
「ShareGPT」は、ChatGPTの保存方法はもちろん、ログのシェアまでできるChromeの拡張機能です。
パーマリンクが生成されるため、単なる保存方法としてだけではなく、ChatGPTのログをSNSで共有し閲覧数の確認までできます。
ChatGPTの保存方法に対応したChromeの拡張機能は、この他にもChatGPTに多くの機能を追加できる「Superpower ChatGPT」などもあります。
保存期間はログを削除しない限り無期限です。
ChatGPTの保存方法と保存期間を分かりやすく解説まとめ
ChatGPTの保存方法と保存期間について解説しました。
公式のエクスポート機能と、Chromeの拡張機能「ChatGPT to Notion」は一括で会話の履歴をダウンロードできるためとてもおすすめです。
保存期限も無期限ですが、公式のエクスポート機能はリンクの有効期限が24時間ですので、早めにダウンロードしておきましょう。
なお全履歴をダウンロードしたくない方もいるかと思います。
これ以外にも、ChatGPTの保存方法にはいくつかの種類がありますので、個々のニーズや環境にマッチした方法をご利用ください。