Visa加盟店で利用できるプリペイド式のカードの1つとして有名なバンドルカード。
そんなバンドルカードをバスやタクシーの支払いに利用したいと考えている人もいるのではないでしょうか。
プラスチック製のリアルカードを発行すれば、ネット上だけではなく実店舗やサービスでも利用できるようになるバンドルカードですが、バスやタクシーで利用できるかどうかは事前に知りたいところですよね。
そこで今回は、バンドルカードをバス・タクシーで使えるのかについて詳しく調べてみました。
バンドルカードをバス・タクシーで使えるのか分かりやすく解説
バンドルカードとは、スマホアプリをインストールして登録を行うことで最短1分で発行可能なVisaカードです。
すぐに発行できるカードはアプリ上のバーチャルカードですが、アプリ上から申し込みを行えば300円ほどの発行手数料でプラスチック制のリアルカードを発行することもできます。
またリアルカードを発行することによりバンドルカードがVisaに加盟している実店舗でも利用できるようになるのです。
そこで気になってくるのが、バンドルカードがバスやタクシーでも利用できるのかについてです。
バンドルカードはバスで使うことができるのか?
まず一般的なバス停に停留するような市区町村などが運営しているバスの場合、バンドルカードを使うことはできません。
通常のバスの場合には、支払いで利用できるのは現金またはSuicaやPasmoなどの交通系ICカードというところがほとんどでしょう。
ただし、利用するバスによっては、ICカードも使えないというバスもあります。
またイオン経由など企業と提携したバスサービスの場合には、WAONが利用できたりなどの特例もあるようです。
しかし今のところバンドルカードはどこのバス会社とも提携している様子はないため、通常のバス料金を支払うために利用することができません。
どうしてもバンドルカードのチャージ残高からバス代を支払いたいというのであれば、モバイルSuicaを経由してバンドルカードでSuicaチャージを行なって、Suicaからバスの運賃を支払うという方法が利用できます。
バンドルカードを通常のバスで利用するのであれば、このようにApplePayやアプリのSuicaを経由する方法しか今のところは使える方法がないようです。
ただし、夜行バスや高速バスなどの事前にインターネット予約が必要なバスであれば、利用できるところもあるようです。
いけました
— りら🐬 (@Liraus_37) 2018年10月8日
利用方法としては、オンライン上の夜行バスや高速バスの予約画面からクレジットカード情報を登録する画面へ移行し、バンドルカードのカード番号などの情報を入力していきます。
バンドルカードのカード情報の入力方法としては、以下のような情報を求められるでしょう。
①カード番号
②セキュリティコード
③有効期限
④名義人名
この①から④の入力内容の中で、特に注意しなければならないのが④の名義人名です。
クレジットカードなどの場合には、名義人名は自分の名前がローマ字にて記載されていますよね。
しかし、バンドルカードの場合には、名義人名は自分の名前ではなく「VANDLE USER」となっています。
そのため、夜行バスや高速バスの予約をする際にカード情報を入力する場合、名義人名は「VANDLE USER」と入力するようにしてください。
バンドルカードに入れたお金結局夜行バスに使えなかったし、余ってるから洋服とコスメ買おうかな。あ、カラコンも。どうしよーかなー
— まなぴ👿 (@SiNxxx0904_MaNa) 2017年10月11日
また、高速バスや夜行バスでも会社によってはバンドルカードが使えないところもあるようです。
使えるか使えないかはバス会社によっても異なりますので、事前に問い合わせをしてみるのも良いでしょう。
バンドルカードはタクシーで使うことができるのか?
そういえば、バンドルカードでタクシーに乗れました
— Kohei Kawada@KWDCOIN (@karkwind) 2018年5月25日
バンドルカードがタクシーで利用できるのかどうかについてですが、利用するタクシー会社によってはバンドルカードを利用することができるようです。
つまり全てのタクシー会社のタクシーに対応している訳ではなく、会社によってはバンドルカードが利用できるタクシー会社もあるということになります。
タクシーでのバンドルカードの利用には、バンドルカードのリアルカードまたはリアルカードプラスが必要です。
支払いの時にバンドルカードを提示すれば、決済を行なってもらえるでしょう。
バンドルカードの公式サイトには、利用が制限されることが判明しているサービスとして「大阪タクシー交友会協同組合」や「大京タクシー」「日本タクシー」などの名称が記載されています。
このように利用が制限されていることが判明しているサービスの中にもタクシー会社がいくつか乗っていますが、まだ判明はしていないけれど利用できない可能性のあるタクシー会社もあるという意味でしょう。
JCBもVISAも、本来デビットカード、プリペイドカード共にクレジットカード同等に決済を通すもの(カードブランド自体の信頼性)なのだが、実店舗決済で何かとコケることが多く、決済額相当の現金が手放せない。端末が古いタクシーはLINE Payがこけて、Squareではバンドルカードがコケた。
— こじろう (@cojilo) 2019年1月5日
また、口コミの中にはタクシーがどのような決済サービスを利用しているかによっても、バンドルカードが使えるかどうかが違っているという口コミを見つけることができました。
この方の口コミによるとSquare端末にて決済を行なっているタクシーの場合、バンドルカードが利用できない可能性が高くなりそうですね。
タクシーに乗車する前には、バンドルカードが利用できるかどうかを一度確認した方が良いかもしれません。
バンドルカードをバス・タクシーで使えるのか分かりやすく解説まとめ
今回は、バンドルカードをバス・タクシーで使えるのかについて詳しく解説してきました。
バンドルカードを利用して、一般的なバス停ごとに停留するバスを使うことはできません。
どうしても利用したいのであれば、モバイルSUICAなどを経由する必要があります。
また夜行バスや高速バス、タクシーなどは利用できる場合とできない場合があるようです。
バンドルカードが利用できるかどうかは、実際に利用する前に問い合わせをして確認しておくのが良いでしょう。