アプリをインストールして登録手続きを行えばすぐにVisa加盟店にて利用できるカードを発行できるバンドルカード。
そんなバンドルカードを利用して、現金化したいという人もいるでしょう。
バンドルカードで検索をすると現金化する方法を紹介しているサイトなどもありますが、そもそもバンドルカードの現金化自体が法に違反していないかどうかは気になるところですよね。
そこで今回は、バンドルカードの現金化は違法かどうかについて詳しく解説していきます。
バンドルカードの現金化は違法か詳しく解説
給料日前や突然の出費などに見舞われて、突然現金が必要になってしまうということもあるものです。
急にお金が必要になった時に利用できる方法として、クレジットカードのキャッシング枠の利用やカードローンの利用を思い浮かべる人も多いでしょう。
しかしクレジットカードへの新規入会やカードローンを契約するためには、必ず審査に通過する必要がありますよね。
一方でアプリからすぐに発行できるバンドルカードであれば、審査不要ですぐにVisa加盟店で使えるバーチャルカードを発行することができます。
また、やり方次第ではこのバンドルカードを利用して現金を手に入れるという方法もあるのです。
そもそもバンドルカードの現金化は違法ではないのか?
あ、調べたらクレジットカードの現金化も違法ってわけではないっぽい? カード会社が許可してないだけで
— リシェス@お金をもらって公明正大に宣伝する男 (@kirakirashot) 2017年4月29日
インターネットで現金化の方法を探していると、クレジットカードやバンドルカードを利用した現金化の方法が多く出てくることでしょう。
そして、現金化を斡旋したり紹介してくる業者に限って、怪しいところが多くなっています。
しかしクレジットカードやバンドルカードを利用して現金化をするという行為自体は、法律で禁止されている行為ではありません。
そのためクレジットカードやバンドルカードを利用して現金化したこと自体で、法律的に罰せられるという心配はないのです。
ただし、各カード会社の利用規約には、カードから現金化を行うことを固く禁じているという会社も多くなっています。
よって、法律には違反していない場合でも、カード会社の規約に違反しているという恐れはあるでしょう。
カードを提供している企業それぞれの利用規約は随時変化する可能性があるので、バンドルカードの利用規約はしっかり読んでおくことをおすすめします。
バンドルカードの現金化は違法ではないがおすすめできない
このようにバンドルカードを現金化するという方法は、今のところ法に触れることはありません。
しかし違法ではないからといって、バンドルカードを現金化するのをおすすめすることもできないという状況です。
バンドルカードを現金化する手順として、サイト内で紹介されている主な手順には、以下のようなものがあります。
- バンドルカードを発行し、ポチっとチャージまたはドコモでの支払いの方法を利用して前払いにて残高をチャージする
- チャージした残高分でAmazonギフト券を購入する
- 購入したAmazonギフト券を買取業者に売って、代わりに現金をもらう
バンドルカードの現金化の方法としては、上記の方法を紹介しているところが多いようです。
しかし上記の方法を利用して、バンドルカードを現金化するのであれば、バンドルカードの利用規約の他にもamazonギフト券の利用規約やドコモの利用規約に触れるようなことがあってはいけません。
万が一、現金化を行うまでに利用したサービスの利用規約に違反していれば、サービスを利用停止されるなどのリスクを伴う可能性が高くなるのです。
最悪の場合には、サービスを強制解約させられたり一括での返金を求められるという場合もあるので注意してください。
手数料の面から考えてもバンドルカードの現金化はおすすめできない
♔バンドルカードってやつ手数料高すぎてゴミやん、誰があんなん使うねん🤪♔
— 👑茶畑のナイキング👑 (@naiking7113) 2019年2月9日
バンドルカードの現金化は違法ではありませんが、利用規約などの面からおすすめできない他にも、手数料の面からもおすすめすることはできません。
バンドルカードは審査不要でカードを発行することができ、ポチっとチャージというチャージ方法を利用すれば支払いを後払いにしてチャージを行うこともできます。
しかしポチっとチャージを利用すると、利用した金額によって以下のような手数料が発生する仕組みです。
- 3000円〜10000円の場合: 手数料500円
- 11000円〜20000円の場合:手数料800円
- 21000円〜30000円の場合:手数料1150円
- 31000円〜40000円の場合:手数料1500円
- 41000円〜50000円の場合:手数料1800円
たとえば2万円分をポチっとチャージで利用すると手数料が800円になり、年利で考えると48%もの利息がかかってしまいます。
通常のクレジットカードやカードローンの利息が20%以下となっているので、かなり高額な手数料がかかっていることがわかるでしょう。
バンドルカードに限らず、クレジットカードなどを利用した現金化の手数料はかなり高額な設定となっており、カードを現金化すると必ず損をするといっても過言ではありません。
バンドルカードの現金化をすると詐欺にあったり犯罪に巻き込まれる可能性もある
どなたかバンドルカードのチャージのやつ助けてくれる方いませんか〜(o̴̶̷᷄﹏o̴̶̷̥᷅ ) 8月頃に詐欺られて未だにお支払いできてない状況です(。>﹏<。)
— みう (@miu_10333) 2019年1月28日
またバンドルカードを利用して現金化をすると、詐欺などの犯罪に巻き込まれてしまう可能性もあります。
バンドルカードをamazonギフト券に変えて買取をして換金するという方法の中には、Amazonギフト券の買取業者が登場しますが、この買取業者が悪質な業者であるという可能性も十分に考えられるのです。
amazonギフト券の9割ほどが換金できるなどと言っている業者の中で、色々と理由をつけられて結局6割程度の換金率でしか換金してもらえなかったという被害も口コミで見つけることができました。
このようなことからも、バンドルカードを利用した現金化を行うのはあまりおすすめできません。
バンドルカードの現金化は違法か詳しく解説まとめ
今回は、バンドルカードの現金化が違法かどうかについて詳しく解説してきました。
バンドルカードの現金化自体は法に違反することはありませんが、現金化に関係するサービスの利用規約に違反する可能性などがあります。
そのためバンドルカードの現金化はあまりおすすめできる方法ではありません。
すぐに現金が必要な場合には、カードローンやクレジットカードのキャッシング枠を利用することがおすすめです。