「スマホアプリから簡単に発行ができる」と、話題のバンドルカードが気になっているという人もいるでしょう。
Visa加盟店で決済ができるカードを作りたいけれど、バンドルカードを作ろうかクレジットカードを作ろうかと迷っている人もいるかもしれませんね。
実際にバンドルカードとクレジットカードにはどのような違いがあるのでしょうか。
ここでは、新たにカードを作りたい人に向けてバンドルカードとクレジットカードの違いについてわかりやすく説明していきます。
バンドルカードとクレジットカードの違いを分かりやすく解説
バンドルカードとクレジットカードは、どちらもVisa加盟店にて決済が可能なカードサービスです。
ただし、バンドルカードとクレジットカードには、次から紹介するような大きな違いがいくつかあります。
クレジットカードは完全後払い制でバンドルカードは基本的に事前のチャージが必要
同じようにVisa加盟店で利用できるバンドルカードとクレジットカードですが、支払いの方法に大きな違いがあります。
クレジットカードは基本的に後払い制であり、使った分だけ後日に金額が請求される仕組みになっていますよね。
利用限度額も比較的高いことが多く、カードによって10万円から無制限で利用できるカードもあります。
しかしバンドルカードは基本がプリペイドカードなので、事前にカートに残高をチャージする必要があるのです。
そしてチャージをした分だけ、バンドルカードではVisa加盟店にて決済ができるようになります。
バンドルカードには「ポチっとチャージ」という後払いでチャージできる方法もありますが、ポチっとチャージでチャージできる金額は数万円が上限です。
バンドルカードは基本的にチャージできる金額があってこそ利用できるプリペイドスタイルがベースとなっており、クレジットカードに関しては完全に後払い制となっています。
クレジットカードには審査があり、バンドルカードには審査がない
クレジットカードは完全後払い制、バンドルカードは基本的に残高のチャージが必要になりますが、このように支払い方法が異なるのには審査の有無の違いもあります。
クレジットカードへの新規入会をしたい場合には、必ず申し込み後に審査が行われます。
そして申込者の年齢や勤務先などの属性と過去のお金の貸し借りに関する信用情報を確認し、審査に通過できればカードが発行され入会が認められるのです。
一方のバンドルカードの場合には、審査がありません。
専用のスマホアプリをダウンロードして登録手続きを行えば、審査なしですぐにバーチャルカードが発行されます。
クレジットカードは基本18歳以上、バンドルカードには年齢制限がない
携帯アプリのバンドルカードなら、手続き進められますよ。
ただ、高校生という事ですので、ご家族とはしっかりお話しして下さいね😊 — ひろや@世の中をちょっとだけ良い方向へ (@Bright__side__) 2019年1月22日
クレジットカードによっても個々に年齢制限をしているものもありますが、基本的にクレジットカードは18歳未満の利用ができません。
17歳以下が利用できるクレジットカードというものは存在しないのです。
そのため、これまで高校生などがVisaカードにて決済を行いたい場合などは、クレジットカードの代わりにデビットカードを利用していました。
しかしバンドルカードには、そもそも年齢制限がありません。
未成年は親権者の同意が必要にはなりますが、基本的に親権者の同意が得られれば何歳からでもバンドルカードを利用することができるようになっています。
クレジットカードは最短即日、バンドルカードは最短1分で発行が完了
クレジットカードとバンドルカードにはカード発行のための所要時間も異なります。
現在ではクレジットカードの中でも、店舗窓口まで取りに行けば即日カード発行ができるクレジットカードもあるようです。
ただし、カードの発行には審査通過が条件となるため、審査のために数時間ほどがかかってしまう可能性があるでしょう。
しかしバンドルカードの場合には、アプリ内のバーチャルカードであれば最短1分でカード発行が完了して利用できるようになります。
そのためインターネット上ですぐにVisaにて決済できるカードが欲しいなどという場合には、バンドルカードの利用がおすすめです。
ただしバンドルカードのプラスチック製のリアルカードを発行するのであれば、申し込みからカード到着までに2週間前後の時間がかかってしまいます。
バンドルカードを実店舗で利用したいのであれば必ずリアルカードが必要になるので、クレジットカードの方が発行が早い可能性があるでしょう。
クレジットカードに比べてバンドルカードの方が利用できる店舗やサービスが少ない
P20 liteでキティちゃんのテーマを見つけて バンドルカードにチャージして購入したら 「このテーマは使えないよ」みたいな表示が出た😭 なんで買う前に言わない？ 一応まだ引き落としはされてないみたいだけど お金返してくれなかったら どこにクレーム入れたらいいのかな？
— かな (@tomojune2) 2019年2月9日
バンドルカードもVisaのクレジットカードも、どちらもカードがあればVisa加盟店にて決済が可能です。
ただしクレジットカードに比べて、バンドルカードはかなり利用できる店舗やサービスが制限されているという印象があります。
Visaのクレジットカードであれば、基本的にVisa加盟店であれば利用方法を問わずに決済を行うことができますよね。
しかしバンドルカードの一般カードの場合には、以下のような場所ではVisa加盟店であっても利用できないようになっているのです。
- ガソリンスタンド（セルフ含む）
- 宿泊施設（ホテル・ロッジ）ホテル内の飲食店も含む
- 公共料金
- 定期支払い・定期購買
- 保険料の支払い（契約・プレミアム・通販）
- 高速道路料金
- 機内販売
- 特急券 ※暗証番号が必要な加盟店では使えない
- 本人認証（3Dセキュア）の必要な加盟店
- プリペイドカードや電子マネー
またバンドルカードのリアルカードプラスに申し込みをすれば、ガソリンスタンドや宿泊施設では利用できるようになりますが、公共料金や定期支払いには利用できません。
使う目的によってもバンドルカードとクレジットカードのどちらを作るかは、検討した方が良いでしょう。
バンドルカードとクレジットカードの違いを分かりやすく解説まとめ
今回は、バンドルカードとクレジットカードの違いを分かりやすく解説してきました。
バンドルカードとクレジットカードにはVisa加盟店で決済できるという共通点はありますが、支払い方法や使えるお店にも大きな違いがあります。
まずは自分がどのように利用したいかをしっかり考えて、より利用しやすい方に申し込みをしていきましょう。
