これからバンドルカードを作りたいけれど、どれくらい費用がかかるのか知りたいと思っている人もいるのではないでしょうか。
または、「バンドルカードには口座維持費がかかる」と聞いて、カード発行をためらっているという人もいるかもしれませんね。
バンドルカードの口座維持費は、月にどれくらいかかるものなのでしょうか。
今回は、バンドルカードの口座維持費について分かりやすく解説していきます。
バンドルカードの口座維持費を分かりやすく解説
そもそもバンドルカードとは、スマホアプリをインストールして登録を行うことですぐにVisa加盟店で利用できるバーチャルカードを発行してくれるサービスです。
基本的にオンライン上のみの使用となっていますが、発行手数料300円ほどを支払えばプラスチック製のリアルカードも発行してくれるので実店舗のVisa加盟店でも利用できるようになります。
バンドルカードは事前にチャージが必要になりますが、チャージした残高分だけカード決済を行うことが可能です。
またチャージにも2つのタイプがあり、前払い制のチャージと後払いにてチャージできる「ポチっとチャージ」というサービスがあります。
プリペイド式のカードは口座維持費が発生することも多いがバンドルカードは無料
バンドルカードと同じようなプリペイドカードタイプのサービスに、オンライン上で利用できるVプリカというカードがあります。
Vプリカは、未利用のまま3ヶ月を経過すると未利用残高の管理費用として、翌月25日に月額125円が休眠カード維持費として徴収されるのです。
維持費はVプリカの残高より自動的に差し引かれていきます。 そして残高が125円未満になった場合には、口座が凍結となり利用できなくなってしまうのです。
しかしバンドルカードの場合にはこのようなシステムはなく、たとえ何ヶ月利用しない月があったとしても講座維持費を徴収される心配はありません。
つまりバンドルカードは何ヶ月でも維持費無料で利用することができます。 維持費がかからないので「作っても使うかどうかわからない」という人でも、とりあえず発行することができるのがバンドルカードのメリットです。
バンドルカードも以前は口座維持費を徴収していたが現在では廃止している
バンドルカードの口座維持手数料なくなったんだ
— K-NEXT (@K_NEXT0315) 2018年8月23日
現在は口座維持費が無料になっているバンドルカードですが、実は以前まではバンドルカードでも口座維持費を徴収していました。
以前までは、120日間バンドルカードを未利用の場合、30日ごとにチャージ残高から100円が引かれ、残高がなくなるとカードが停止されるというシステムを導入していたのです。
しかしこのシステムは2017年7月23日より廃止され、現在では維持費無料で利用できるようになっています。
そのためカードを発行してもしばらく利用する用がないという場合には、Vプリカや年会費のかかるクレジットカードよりもお得に利用できる可能性が高くなります。
バンドルカードは口座維持費がかからないがポチっとチャージの手数料がかかる
バンドルカード登録してしまった、5000円で500円の手数料は高い
— あるる。 (@aruru2011) 2018年9月14日
バンドルカードには口座維持費がかかりません。
しかし後払い制のチャージ方法であるポチっとチャージを利用すると、以下のような手数料が発生します。
- チャージ金額3000円〜10000円の場合: 手数料500円
- チャージ金額11000円〜20000円の場合:手数料 800円
- チャージ金額21000円〜30000円の場合:手数料1150円
- チャージ金額31000円〜40000円の場合:手数料1500円
- チャージ金額41000円〜50000円の場合:手数料1800円
たとえば、毎月3000円を必ずポチっとチャージする人であれば、毎月手数料が500円ほどかかり500円×12ヶ月で6000円の手数料が発生します。
6000円の手数料がかかるのであれば、クレジットカードでもステータスの高いゴールドカードなどが持てるレベルの手数料になってくるのでコストパフォーマンスがいいとは言えません。
口座維持費などの手数料を踏まえてバンドルカードはお得に利用できるのか?
知人から「バンドルカードは使わないの?」聞かれますが、僕は使いません。使いたいならいいけど。 (1)手数料が高い。チャージ手数料800円/月なら9600円。ゴールドカードレベル。僕の楽天プレミアムは10800円。100円につき1円分ポイント付くし、本買う人なら楽天で買えば5倍になる。
— 野村 泰暉 (@yasu10ki) 2018年9月24日
バンドルカードはVプリカやクレジットカードとも比較されますが、お得に利用できるかどうかはユーザーの使い方次第だとも言えます。
たとえばしばらく使わない期間が発生するかもしれないという人で、前金制のチャージしか利用しないというのであればバンドルカードは口座維持費がかかるVプリカよりもお得に利用することが可能です。
しかし後払い制であるポチっとチャージを頻繁に利用するのであれば、クレジットカードよりも手数料がかかってしまうことが多くなっています。
クレジットカードの場合、ショッピング枠で一括払いをしてもその分の手数料が発生することはありません。
これは年会費が無料のクレジットカードであっても、リボ払いなどをしなければ後払いでも手数料は発生しないのです。
利用するクレジットカードの年会費にもよりますが、年会費無料や年会費が安めのクレジットカードを利用しているのであれば、バンドルカードのポチっとチャージを利用する方が手数料がかかってきます。
ただしバンドルカードのポチっとチャージは、クレジットカードのような審査が不要で利用できるというメリットもあるでしょう。
そのためクレジットカードが何かしらの理由によって作れないという人であれば、後払い可能なバンドルカードは何かと重宝するカードであるとも言えます。
口座維持費以外にも他のプリペイドカードやクレジットカードの特徴をしっかりリサーチして、どれが一番お得に使えるかを比較してみるのも大切です。
バンドルカードの口座維持費を分かりやすく解説まとめ
今回は、バンドルカードの口座維持費を分かりやすく解説してきました。 バンドルカードの口座維持費は、現在ではかかることはありません。
そのため、カードを発行して数ヶ月放置してしまってもチャージ残高を差し引かれるという心配はないでしょう。
ただしバンドルカードにはポチっとチャージなどのサービスの利用次第では手数料が発生してきます。
まずは自分がどのような使い方をするのかを把握し、使い方に合ったカードを選ぶようにしてください。