ブログで投げ銭はできるの?
もしブログで投げ銭できるのであれば、投げ銭をはじめるためのシステムやツールを知りたい。 ところで投げ銭ってなに?
あなたは今、このようにお考えですよね。
投げ銭とは、ユーザーがクリエイターに対して応援の意味を込めて寄付するシステムをさしています。
たとえばYouTubeの「スパチャ」や、noteの「クリエイターサポート」などのサービスでは投げ銭システムが標準実装されていて、リスナーや読者から寄付してもらい収益として受け取ることができます。
そこでブログでも投げ銭を始めたいとお考えの方もいるのではないでしょうか。
ブログの投げ銭を分かりやすく解説
ブログは投げ銭ができるの?
結論を言うと、ブログでも投げ銭ができます。
ただしWordPressでは投げ銭システムを標準実装しているわけではないため、プラグインや外部の投げ銭ツールを活用する必要があります。
ライブ配信のように、ブログでは投げ銭文化がないため、リリースされているシステムやツールの種類は少ないと言えるでしょう。
しかし近年ライブ配信やnoteの人気が高まった影響で、各サービスのライバーやクリエイター出身者の中にはブログでも投げ銭を受け取りたいと考える方も増えています。
そのようなニーズに応じてブログの投げ銭ツールもリリースされているため、いくつかご紹介していきましょう。
ブログの投げ銭システム4つ
ブログの投げ銭ツールとして4つをご紹介しますが、選び方がとても重要です。
投げ銭ツールの選び方としてもっとも押さえておきたいポイントは、読者側が使いやすいことでしょう。
せっかくブログに投げ銭システムを導入しても、読者が使いにくいのであれば活用されることはないためです。
ここでは読者の使いやすさを重視しながら、ブログの投げ銭で活用できる4つのツールをご紹介します。
codoc(コードク)【WordPressのプラグイン】
- 読者の登録またはログイン:必要
- 投げ銭の制限額:100~10,000円
- 決済手数料:ブログ運営側が負担
codoc(コードク)は、簡単に投げ銭システムをブログに導入することができるWordPressのプラグインです。
プラグインですので、簡単に投げ銭システムをブログへ導入することができるでしょう。
投げ銭の最低額は100円からとハードルが低い、決済手数料もブログの運営側が販売額の15%を負担するため、投げ銭時による読者のハードルを下げることができることはメリットです。
一方デメリットは、読者がcodoc(コードク)で登録を行わなければ、ブログで投げ銭することはできないことでしょう。
投げ銭による「サポート」だけでなく、noteのようにブログを有料記事やサブスクとして販売することができるため、ブログでアフィリエイト以外の収益化にチャレンジすることができます。
OFUSE(おふせ)
- 読者の登録またはログイン:不要
- 投げ銭の制限額:100~11,000円
- 決済手数料:ブログ運営側が負担
OFUSE(おふせ)は、サービスで投げ銭ボタンのソースコードを発行してブログに掲載するタイプの投げ銭システムです。
読者は1文字2円のレートで文字を購入し、購入した文字数以内でファンレターを書いて、最低100円から読者のニーズに応じた金額で投げ銭できることがメリットでしょう。
還元率も91%と高く、読者側のサービスへの登録やログイン不要で投げ銭できると、ブログの投げ銭システムとしてほしい機能が一通りそろっていることも大きなメリットです。
サポーター機能の支払いには、クレジットカード、Apple Pay・Google Pay(一部機能のみ)、プリペイドカード(Vプリカ)と充実しているため、読者が投げ銭しやすい環境が整っていることからおすすめのシステムと言えるでしょう。
PayPal.me
- 読者の登録またはログイン:必要
- 投げ銭の制限額:~最大100万円
- 決済手数料:日本円・日本のアカウント間の場合は無料
決済サービスでおなじみのPayPal.meは、インターネット上の決済に適したサービスでブログの投げ銭にも活用できるツールです。
自分専用のURLを作り、あとはブログに貼り付けるだけで投げ銭ボタンを掲載することができるため簡単です。
メリットは、ブログの運営者・読者ともに決済手数料が無料、投げ銭額は最大100万円以内であれば、ブログ運営側が自由に設定できることでしょう。
デメリットは、ブログの読者側の登録が必要になることでしょう。 決済手段もクレジットカード、デビットカード、銀行口座を利用できます。
Amazonギフト券
- 読者の登録またはログイン:必要
- 投げ銭の制限額:15円~
- 決済手数料:無料
ブログの投げ銭システムとして、Amazonギフト券のEメールタイプも利用しやすいです。
通常のAmazonでのショッピングのようにギフト券を購入し、購入時にブログの運営者のメールアドレスを入力するだけで、ギフト券を投げ銭としてメールで受け取ることができます。
15円から投げ銭できることや、決済手段はクレジットカード一択であるものの無料で利用できることはメリットだと言えるでしょう。
ただし読者にAmazonのアカウントを登録してもらう必要があることはデメリットと言えます。
ブログの投げ銭でケース別のおすすめツール
最後にブログの投げ銭でケース別のおすすめツールをみていきましょう。
- 読者の登録・ログイン不要で利用でおすすめ:OFUSE(おふせ)
- 読者の金額の自由度・カスタム性でおすすめ:OFUSE(おふせ) Amazonギフト券
- ブログ運営者側の決済手数料でおすすめ:PayPal.me Amazonギフト券
読者側のユーザビリティを考慮するのであればOFUSE(おふせ)がもっともおすすめです。
決済手数料については読者側はすべて無料ですが、ブログ運営側の決済手数料が無料になるのはPayPal.meとAmazonギフト券ですのでおすすめです。
codoc(コードク)については、WordPressのプラグインで簡単に設定できるという点や、投げ銭よりもコンテンツの有料販売ができることでおすすめと言えるでしょう。
ブログの投げ銭を分かりやすく解説まとめ
ブログの投げ銭を解説しました。
WordPressのプラグインや外部ツールを採用しなければブログで投げ銭することはできません。
投げ銭を面倒なくできるという読者のユーザビリティの観点から、もっともおすすめしたいシステムはOFUSE(おふせ)でしょう。
金額のカスタム性についても、OFUSE(おふせ)に加えてAmazonギフト件もおすすめです。
せっかく導入しても活用してもらえなかったのでは無意味ですので、よく考えてからブログの投げ銭システムを導入してください。