ブログを海外向けに始めたい。
英語が得意なので海外向けのブログをはじめたいけれど、海外向けメディアを運営するメリット、ブログのターゲットやおすすめのジャンルを把握しておきたい。
海外向けのブログを始めるために最適な構築環境はどのようになっているの? あなたは今、このようにお考えですよね。
英語のスキルを活かしてブログを海外向けに始めたいとお考えの方に向けて詳しく解説していきましょう。
ブログの海外向けを分かりやすく解説
ブログを海外向けに始める2つのメリット
ブログを海外向けに始めるメリットは2つです。
- ターゲットの規模が莫大
- 希少性が高いため競合が少ない
海外向けのブログは、外国語の中でも世界共通語として認識されている英語がおすすめです。
世界中で英語を扱えるのは約15億人にものぼるため、わずか1億2000万人をターゲットにした日本語のブログよりもターゲットの規模が莫大になります。
英語を母国語にするネイティブスピーカーの人数だけでも3.8億人も存在するため、大きな市場でブログを始められることが海外向けブログのメリットです。
また海外向けのブログは、英語のスキルがなければ始めることが難しいため、希少性が高く競合が少ない市場で勝負できます。
競合が少ないぶん収益化しやすいことが、海外向けのブログを始めるメリットでしょう。
ブログの海外向けメディアのターゲット
ブログの海外向けメディアのターゲットは、以下のとおりです。
- 英語圏の読者
- 英語を翻訳したブログを読みたい日本人
英語圏の読者
まずは英語圏の読者をターゲットにした、海外向けのブログです。
記事を英語で書く必要があるため、英語のライティングスキルは必須でしょう。
同時に英語圏の読者は日本人とは文化や感性が異なるため、外国人のニーズをくみ取ることは難しいです。
日本人ユーザーに響くブログであったとしても、外国人にはフィットしない可能性もあり難易度が高いです。
難易度が高いぶん、ブログの運営を継続できれば成功する可能性は高いでしょう。
英語を翻訳したブログを読みたい日本人
海外向けのメディアを日本語に翻訳して読みたい日本人も、ブログのターゲットです。
日本国内にはない最先端の情報を海外向けメディアから収集・翻訳することで、英語を翻訳できない日本人ユーザーをターゲットにブログを運営できるでしょう。
IT・プログラミングジャンル、メジャーリーグや海外サッカーなどが注目されやすいジャンルとしておすすめです。
もうひとつ英語関連のジャンルで日本人をターゲットにブログを運営する方法として、英語の学習ジャンルという手段もあります。
ブログの海外向けメディアとしておすすめの3ジャンル
ブログの海外向けメディアとしておすすめの3ジャンルは以下の通りです。
- 観光ジャンル
- 食文化ジャンル
- ポップカルチャーのジャンル
海外向けメディアとしてメジャーなジャンルは、観光ジャンルでしょう。
安定的な人気を誇るジャンルですが、旅行代理店の情報やツアーに組み込まれていないマイナーな環境スポットは、個人でも海外向けブログをはじめやすい穴場としておすすめです。
和食に興味を持つ外国人層をターゲットに、食文化ジャンルの海外向けブログを始める方法もおすすめです。
日本食は健康によいと海外でも認識されており、海外進出がめざましい和食チェーン店から日本の食文化に興味をもつ英語圏の人がブログの読者になるでしょう。
食文化もローカライズされているため、外国人では発信できない正式なメニュー、作法や箸の使い方、食器の種類などを紹介すれば、親日家に興味をもってもらえます。
ポップカルチャーのジャンルのうち、特に海外向けブログとしておすすめしたいジャンルはアニメでしょう。
日本のアニメは世界中で配信され、人気も高く数々の受賞実績もあるためとても人気です。
ブログを海外向けに運営する環境
ブログを海外向けに運営する環境は、以下の4つです。
- アフィリエイト広告はGoogleアドセンスを選ぶ
- 集客は検索エンジン(SEО)よりもSNSをメインにする
- ブログはWordPressを選ぶ
- レンタルサーバーと独自ドメインは日本向けと同じでOK
アフィリエイト広告はGoogleアドセンスを選ぶ
日本のASPは海外からの購入に対応していないため、広告を貼ることができません。
海外向けにブログを運営して収益化をめざすのであればGoogleアドセンスを利用しましょう。
集客は検索エンジン(SEО)よりもSNSをメインにする
海外向けブログの集客を検索エンジンで行うのであれば、ネイティブスピーカーレベルの英語スキルが必要です。
表現力に乏しくつたない英語ではSEО効果を得られにくいため、母国のアフィリエイターやブロガーと戦うことは難しいでしょう。
アクセスは抑えられてしまうものの、SNSならば人間が読むためたとえつたない英語でもアクセスが期待できるため集客する環境としておすすめです。
なお検索エンジン最適化のためにキーワードを選定する場合は、日本版ではなく米国版Googleを利用しなければいけないことも注意点として覚えておきましょう。
ブログはWordPressを選ぶ
無料ブログは、コミュニティ機能によって日本メディアのひとつとして位置づけられているため、自然に海外からの流入は少なくなります。
一方WordPressはどこの国にも属さないため、海外向けブログとしてベストでしょう。
海外向けブログを運営するのであれば、日本のメディアとのつながりをもたないようにすることが重要なポイントになります。
また海外向けブログで利用するWordPressのテーマは、日本人からの人気と言語のカスタマイズのハードルの低さなどから、SWELLやSTORK19などがおすすめかもしれません。
レンタルサーバーと独自ドメインは日本向けと同じでOK
海外向けブログのレンタルサーバーは、日本のサービスでOKです。
エックスサーバー、ConoHa WING、お名前.comあたりが人気のレンタルサーバーでしょう。
なお独自ドメインも、.comや.jpなど日本で人気のドメインでも海外向けのブログで利用できます。
ブログの海外向けメディアの運営におけるよくある質問
海外向けのブログの表示速度が遅い場合はどうすればいい?
レンタルサーバーの乗り換えをおすすめします。
ただし以前よりもアクセス規模のが大きくなったことが原因となり、ブログの表示速度に影響を与えている場合は、CDN(コンテンツデリバリーネットワーク)の導入を検討しましょう。
CDNは、複数のキャッシュサーバーを地域で分散・配置して、負荷を軽減し高速・安定したデータ送信を行い、ブログの表示を高速化します。
大規模サイトでアクセス集中対策として導入されているシステムですので、アクセス規模が多くなりがちな海外向けのメディアの運営に役立ちます。
英語圏の読者をターゲットにしたブログを運営するときの注意点は?
海外向けブログのコンセプトは「日本人が運営する海外向けのブログ」にすることをおすすめします。
親日家は日本人のリアルな文化に興味があるため、外国人が運営するブログでは意味がないことを注意点として覚えておきましょう。
ブログの海外向けを分かりやすく解説まとめ
ブログを海外向けに始めたい方に向けて解説しました。
日本人向けのブログの運営とは異なるポイントが多いため、英語圏のユーザー向けに最適化したブログを運営してください。