ブログの直帰率を下げる方法はなにをしたらいいの?
直帰率の目安はどのくらいなのかを知りたい。
ところで、なぜブログの直帰率が高いとよくないの?
あなたは今、このようにお考えですよね。
Googleアナリティクスのデータで確認できるブログの直帰率ですが、いったい何を示しているのかよくわからないという方もいるのではないでしょうか。
ここではブログの直帰率を下げる方法と目安を中心に解説していきます。
ブログの直帰率を下げる方法と目安を分かりやすく解説
ブログの直帰率を下げる方法と目安の基礎知識
ブログの直帰率を下げる方法と目安の基礎知識として、まずは直帰率を下げることの重要性をみていきましょう。
直帰率が高いといけない理由は、検索して訪れたユーザーが、自分の探している情報は見つかりそうもないサイトと判断して、他のページを見ることなくブログを去っていることが考えられるからです。
一方ブログの直帰率の基礎知識として、もうひとつ理解していただきたいことは、直帰率が低ければよいサイトというわけではないことです。
1ページだけで満足できるサイトであれば、他のページを見ることなく、ブログを去る可能性も考えられるからです。
もし自分の書いたページに自信がない、検索上位のブログよりも明らかにコンテンツの質が低いと感じるのであれば、ユーザーが満足できないことが原因で、直帰率が高くなっていることが考えられるでしょう。
このケースについてはブログの直帰率を下げる方法を意識する必要があります。
まずは自分のブログの直帰率は高いのか低いのか、高くてもユーザーの満足度が高いページなのかを判断するために必要な、直帰率の目安から解説していきましょう。
ブログの直帰率の目安
ブログの直帰率の目安は、流入元によって以下の通り違いがあります。
- 検索からの流入:40~50%
- 広告からの流入:50~70%
- ランディングページからの流入:70~90%
たとえばブログへの流入元がランディングページのケースだと、直帰率の目安は最大90%と非常に高いですが、これは当然のことです。
ランディングページは1ページだけでユーザーを満足させて商品の購入など、最終的なコンバーションまで結びつけることを目的としているためです。
検索からの流入も同じように、1ページだけで疑問や悩みを解決し、満足できるコンテンツを読むことができれば、ブログの直帰率は自然と高くなるでしょう。
一方、ジャンルに興味があるユーザーであれば、さらによい情報はないのかと、この他のページも見てみようと思うユーザーも多いため、ブログの直帰率は下がります。
もうひとつの目安として、サイトの種類に応じて直帰率が異なることにも注目です。
- ランディングページ:70~90%
- ブログ:70~80%
- コーポレートサイト:40~50%
- ECサイト:30~40%
ECサイトは、多くの商品を見てもらう必要があるため、直帰率は低いほどよいと考えるため、ブログとは目安が異なります。
この他にも、ブログの直帰率に影響を与える要素として、当然ながらパソコンからのアクセスよりもスマホからのほうが直帰率は高くなります。
直帰率の目安だけでは、ブログに対する読者の満足度ははかれないため、併用したいのは滞在時間です。
たとえ直帰率が高いページだったとしても、滞在時間が長いページはきちんと最後まで記事を読まれている証拠ですので、ユーザーの満足度が高いページと判断できるからです。
直帰率の目安とともに、ブログの直帰率が高いだけでは悪いページと判断できないことについて解説してきました。
ここからはブログの直帰率が高い原因として、ユーザーが満足できないページであることを踏まえたうえで、具体的に直帰率を下げる方法についてみていきましょう。
ブログの直帰率を下げる方法4つ
ブログの直帰率を下げる方法として、以下4つを見直しましょう。
- ユーザーの検索意図にマッチする記事を書く
- タイトルと記事の内容を一致させる
- ブログのユーザビリティを高める
- CTA・内部リンクを準備する
ユーザーの検索意図にマッチする記事を書く
ブログの直帰率を下げる方法としてもっとも大切なことは、ユーザーの検索意図にマッチする記事を書くことです。
ユーザーが記事を読み進めていき、このブログには探している情報がないと判断したページは直帰率が高くなってしまいます。
まずはユーザーの検索意図を見つける方法として、ターゲットのキーワードで検索して、検索上位のページの情報と比較し不足する内容を補いましょう。
さらにキーワードで検索するユーザーはどのようなニーズがあるのかを頭で考えて、検索上位にはない情報を補います。
競合のページにない情報があれば、ユーザーはより意図に合ったサイトと判断して、他のページを読む可能性は高くなります。
タイトルと記事の内容を一致させる
ブログの直帰率を下げる方法として、タイトルと記事の内容を一致させることもとても重要です。
ユーザーは検索結果から、もっとも自分が探している情報が見つかりそうなページのタイトルをクリックして、ブログに訪問します。
記事の内容が、意図しない情報だった場合、他のページを見ることがないことはもちろん、即離脱してしまいます。
タイトルと記事の内容を一致させることは、ブログの直帰率をさせるだけでなく、離脱率を下げる方法としても大切です。
ブログのユーザビリティを高める
ブログのユーザビリティを高めることも、直帰率を下げる方法としてかかせません。
デザイン面で言えば、文字の大きさが小さすぎず、テキストや背景がモノトーンであること、必要に応じて画像や吹き出しが使われていて、ブログが読みやすいことなどがあげられます。
また表示速度が遅い場合は、ユーザーはストレスを感じてブラウザバックされてしまうため、動画やWordPressではプラグラインを使いすぎないことも大切でしょう。
CTA・内部リンクを準備する
CTAとは、ブログを読み終えたあとにすべき次のアクションをさしています。
たとえばブログを読んで満足した読者が次に行動できるよう、無料登録やサンプルの申込などのリンクを準備することで、CAT(コンバーション)につなげることができます。
CATがなくても、関連記事に内部リンクを貼れば、ブログの回遊率が高まりますので、直帰率を下げる方法として活用できます。
記事を読み終えて満足したユーザーが次に期待することを予測して準備してあげることは、ブログの直帰率を下げる方法として重宝するでしょう。
ブログの直帰率を下げる方法と目安を分かりやすく解説
ブログの直帰率を下げる方法と目安を解説しました。 直帰率の目安は、流入元やサイトの種類によって異なります。
ブログの直帰率が高いページはユーザーが満足できるページと解釈できるため、質が悪いページとは判断できません。
しかし滞在時間が短く、明らかに質が低いことが原因で直帰率が高いページも存在することも事実です。
質が低いブログは直帰率を下げる方法として、きちんとユーザーのニーズを把握したうえで記事を書き、利便性の高いサイトに改善する必要があるでしょう。